日々旅中

 ya6.gif  世界一周へ向けてホームページを作成しました。
 2011年7月出発予定
 西へ進みながら更新をしていく予定です。


 まだまだ完成とは言えないHPです。
 だって完成するのは旅が終わってからなんだもの!!
 出発まではこのブログをご覧ください!



スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

結婚式

Category : 日常つれづれ…
今日は友達の結婚式

バイト先で知り合った子同士の結婚だから

軽い同窓会みたいで楽しかった。

私はそんなに結婚願望はないんだけど

やっぱりいいものかもしれないな‥って思った。

新郎新婦ともに幸せそうでなんとも微笑ましい。

この2人にはいつまでも仲良くしていてもらいたいな‥って

心の底から思いました。


結婚式


バイトが一緒だったのは21くらいのときだから

みんな何気に大人になってて

やっぱり年をとるのは止められないのね

って思いました。

結婚式2


そのうちまた誰かが結婚して

こんなプチ同窓会に参加できたらいーな

って思いました。

スポンサーサイト

帰国

Category : 2008 India
昨日の夕方無事に帰国しました

今回の旅で思ったこと

ある程度長い旅だと

もう「日常」になるんだなぁ‥ってゆうこと。

それだからかわからないけど

帰国が迫ってきても「帰りたい」とも

「帰りたくない」とも思わなかった。

ただ「チケットあるし帰ろうか」って感じ。

そして日本に着いて

家までの道を歩いてると

既に桜が満開でちょっとの間見とれてしまったし、

地元の夕焼けもインドのように広い空ではないけど

とてもきれいで「日本も捨てたもんじゃないな」って思った。

それからやっぱり「一期一会」って言葉の意味。

沢木耕太郎も書いてたけど

旅って出会う「人」なんだなぁって実感。

旅先で出会う日本人は

やっぱり普段生活してる中では

なかなか出会う種類の性格ではない気がする。

それに加えてインドでは

ネタがつきることがないので

初対面なのに話が盛り上がって楽しい。

でも日本に帰ると会うこと自体難しいし

それぞれ別々の生活をしていくんだろうけど

きっと今回の旅を思い出すたびに

顔とかの印象は忘れちゃうんだろうけど

会話とか楽しかった記憶がよみがえるんだろうな。

うん、それもいいかもしれない。

インド行って人生観が変わるとまではいかないけれど

いろいろ思うことはあってその1つが

「世の中なんとかなることのほうが多い」ってこと。

インド人がポジティブに見えるのは
(もちろんそうじゃない人もいると思うけど)

それをちゃんと知ってるからじゃないかなぁって思った。

あとは旅人は旅人に優しいんだってこと。

日本人だけではなく西洋人も含めて。

他にもいろいろあるんだけどとてもじゃないけど書ききれない。


身に付けてきたものは

日本では絶対できないずうずうしさとハッタリをいうこと。

そして多少の社交性とおおらかさ。


とりあえず今は「仕事をしたい」っていう気持ちが強くて

やる気はまんまんなんだけど

そのうちまた日本の良さを忘れて

「どっかへ行きたい」って思うんだと思います。

インドで世界地図を見る機会があって

「あーほんとに大陸ってつながってるんだなぁ」ってことを実感。

中国はいってトルコを目指すってゆう旅をしてみたくなりました。

でもこれにはお金がいる。

貯めるまでの間私は我慢できるのでしょうか‥?

とりあえず今は地元の友達の結婚式のため

実家に帰ってきてます。

かなり日焼けをしてしまったので

外に出るのがちょっと恥ずかしいけど

めいっぱいお祝いして旅話を聞かせてやろうと思います★






プシュカルへ

Category : 2008 India
チェックアウトが9時なので早く起きた。

情報ノートみたいなものに

何か書いてくれとハリーに言われたので

油断は禁物!!と書いてみた。

外へ出てみると

キャメルサファリへ行く途中で会った

バラナシでも会った女の子と偶然会う。

彼女もジャイサルメールはイマイチだったらしく

明日には北のほうへ向かうらしい。


屋上にいると

また会ったことのない日本人男子がいて

彼はとても人なつっこく話しかけてくる。

聞くと群馬の大学に通う学生だった。

偏見かもしれないけど

田舎の人って海外旅行とか興味あるんだ・・

っていうかバックパッカー的なものにね。

私はたぶんずっと群馬に住んでいたら

一人旅なんて絶対しなかったと思うから

なんかびっくりしてしまう。

彼はラジャスタンの主要とする町を

全部まわろうとしているけれどあまり時間がないと言う。


昨日の日本人は結局、

夜、病院に行ったらしい。

肝炎ではなくただの食当たりだったらしい。


今日の夜出発だから

荷造りも早々と済ませるけど

なんだかほんとにやることがない。

めちゃくちゃ暑いし・・・


結局ずっと屋上でダラダラしてて

さらに皮膚が黒くなると言う悪循環


夕焼けの時間になって

そういえば町から夕焼けを見てなかったなぁって思う。


夕焼け



夕焼け2


同じ時間に同じ場所から見てるのに

景色が全然違うからすごい。

旅に出てから太陽に驚かされっぱなしだ。


時間になったのでバス停に向かう。

肝炎もどきの彼も今日出発だと言って

偶然にも玄関口で会う。

途中まで一緒に行って

またここでバイバイ


バス乗り場に着くと後ろから話し掛けられて

振り返ると昨日のチベット料理屋のインド人。

やっぱりね、「今日の旅立ちは一人なのね」って思っても

いつでもどこでも見送ってくれる人がいる。

「今度はラダックにおいで、ステキなところだから」

ラダックを絶賛するインド人が多いような気がするのは

私の気のせいなのかなぁ・・・?


プシュカル行きのバスの中はサウナ状態でめちゃくちゃ暑い。

生ぬるい水を飲んでも

余計に暑くるしい

トナリには西洋人の女の人が座って

ニコリと大人の笑顔で笑う。

そしてオレンジやらアメやらをくれる。

年を聞いたらなんとタメ。

向こうもかなり驚いていた。

彼女はプシュカルには何回も行っていて

お気に入りの場所らしい。

プシュカルは西洋人が多いらしいと聞いていたけれど

このプシュカル行きのバスの中は

なるほど、確かに西洋人が多い。

真夜中、午前3:00くらいにプシュカルに着いて

客引きについて行く。

暗くて場所もよくわからないから

宿なんて選びようがない。

案内された部屋は案外広くてシャワーもトイレもついていた。

荷物を置いて屋上へ行こうと言うので

行ってみると西洋人6人くらいが談笑してる。

1人のカナダ人が親日家で

私もなんとか輪に溶け込めた。

お好み焼きが好きなんだって。

なんと群馬も知ってたよ

とりあえず少し寝て

体力回復させて

明日は存分プシュカルをうろつこう。


Category : 2008 India
朝起きてシェアしてたコリアンとバイバイ

彼女は次はジャイプルへ向かうらしい。

彼女はプシュカルにも行くつもりだと言う。

私も次の町はプシュカルにしようと思ってた。

じゃあまた会えるといいね

って言ってバイバイ。

一人いなくなっただけで

ダブルルームが急に広くなったように感じる。


朝食をとりにマーケットをうろつくけれど

ここのインド人はビジネスばっかで少々うんざり・・・

ジャーマンベーカリーの看板が見えたので

そこでサンドイッチとチャイを頼む。

インドはどこにでもジャーマンベーカリーと名のつくパン屋があって

今のところハズレはない。

その隣にはチベット料理の店があって

今日の夕食はここで決まりだと思った。


いったん宿の屋上へ向かうと

シンゴさんたちが荷物を持って部屋をでてくるところだった。

こんなんばっか。

仲良く話した次の日には

もうお別れ。

お互いにいい旅をしましょうと

気をつけてとしか言えないけれど

一期一会なんていい言葉だけど

なんか切ない言葉でもある・・・


屋上に行くと

ラクダ使いがチャイをすすっている。

毎日村で灼熱の太陽の下、

石切って働いているって言ってたじゃん。

それで同情買って

コリアンにチップもらってたじゃん。

自分冷たいなんて思って損したよ・・・


今日はこの町の城へ行く。


城壁の中

今まで私が行動してたのは

城壁の外側で

ジャイサルメールは城壁の内側に

小さな町が広がっているような構造になっている。


城壁の中3


帽子や


建物や雰囲気は好きなんだけどな・・・


城壁の中2


この寺院は午前中だけしか

開いてなかった。ちーん

また一人インド人がとなりに来て

「ビューポイントはこっちだ」と教えてくれる。


691_convert_20090626180722.jpg


どこまでも空が続いていて

「あぁ、地球ってほんとに丸いんだなぁ」って思った。


城壁の外へでて

今日はさとうきびジュースを飲む。

青汁に牛乳混ぜたみたいな色してるんだけど

コレめちゃくちゃうまい

沖縄とかでも飲めるのかなぁ?


宿の屋上に行くと

キレまくりの日本人がぼけーっとしてて

話して見るとタメだった。

思えばこの時期は大学生の春休みシーズンだったから

知り合うのはみんな年下のコばかり。

タメに会うの初めてだなぁって思ったら

彼は私以上にうれしかったらしい。

しかも19歳くらいだったと思ってたらしい

まぁ女子なんてそんなもの。

化粧をはがしたら

みんな中学生のころと同じ顔。

滋賀県生まれの彼は

肝炎になったかもしれないと言いだす。

散々だなぁ・・・(笑)

ここの後は一気に南下して

ゴアに向かうつもりらしいから

早く完治しなくてはとアセっている。

これでほんとに肝炎だったら

インド嫌いになっちゃうよねぇ・・・


そして朝から決めていたチベット料理屋に向かう。


チベット料理


朝会ったジャーマンベーカリーの店員としゃべりながら食べる。

カトマンズで食べたトゥクパのほうがうまいけれど

ジャイサルメールの他の料理よりは断然うまい。

店員はラダック生まれらしく

もうすぐ実家に帰省するらしい。

ジャイサルメールはもうすぐ

いられないくらい暑くなるらしい。

キャメルサファリのシーズンも終わって

旅行者は少なくなるから

その時期はみんな涼しいところに避難するらしい。

インド人でもこの暑さには耐えられないのね

確かに日増しに暑くなってる気はするもんな・・・


砂漠から

Category : 2008 India
目が覚めて広がる空に

自分が砂漠にいることを気付かされる。

朝日を浴びた砂漠もまた

とてもキレイ


砂漠朝焼け1


砂漠朝焼け2


立ち上がってまた砂漠に登ってみる。

足の裏に感じる砂漠の砂のなめらかさは

いつでも気持ちいい


砂漠朝焼け3


砂漠の日の出もとてもきれいで

夕焼けとはまた違う太陽の魅力を感じる。

夕焼けよりももっと強い

エネルギー的なもの・・・


朝ごはんは普通の

トーストとゆで卵。

ラクダ使いは少々急いでいるらしく

キャメルの体をどんどん叩いて走らせるもんだから

通常のロデオボーイ以上に腹筋が鍛えられている気がする・・・

休憩もあまりなく

一気に昨日ジープに乗った場所まで戻る。

待ってる間、ラクダ使いは

「お金がない」だとか「仕事がない」だとか言っていて

コリアン女子はチップをあげてた。

私は細かいお金を持ってなかったのもあって

シカトする感じになってしまった


ゲストハウスに戻って

コリアンは明日、もうこの町を出るとのこと。

丁度いいので今夜一晩シェアすることになった。

彼女は今日中にジャイサルメールの見どころに行かなくちゃということで

シャワーだけ浴びてとっとと外へ

私は少々、昼寝をして

一息ついて外へ出る。


灼熱の太陽にものの10分でノックアウトされ

近所のジュース屋で即効一休み。

ハマッてたパイナップルジュース


パイナップルジュース


体力消耗しているときは

甘いものが体に染みる。

そして服でも買おうと思って

ジャイサルメールの商店が集まる通りを歩く。

すると色のついた道がそこかしこに・・・


ホーリー前ふり


実はもうすぐインドでは

「ホーリー」というお祭りがあるのだ。

色粉をかけ合い、この日ばかりは

法律なんて何にもなくなる。

何でもアリのカラフルなお祭り。

旅行者にとっても楽しいイベントではあるんだけど

まぁ、移動だとかにかち合っちゃったらまためんどくさい。

性格な日にちまではよく知らなかったけど

コレはあきらかにホーリーの前フリじゃん。

よくよく見てみると

商店では色粉が小分けにされたものが

そこら中に売っていた。


ひとつオシャレな服屋をみつけ中を物色する。

気に行ったトップスを手に取り店主にいくらか尋ねる。

300ルピー。

うーん、高い気がする・・・

交渉すると日本のものを何かくれと言う。

あいにく私は何にも持ってないよーと思ったら

ポッケに電卓が入ってたので

それを出して見る。

店主は舐め回すように

私が日本でタバコを買ったときに

オマケでもらった電卓を鑑定する。

納得したように

電卓と引き換えに

お気に入りの洋服は

150ルピーになった。

そしてチャイをくれるけど

ここのチャイはちょっと生姜が効きすぎて

私にはあまり口に合わなかった
(チャイは生姜が入っているほうがうまいとされていて高いらしい・・・)


ガイドにはジャイサルメールには湖があると書いてあったので

その方向へ向かう。

途中、今のゲストハウスを進めてきた

ハリーというインド人と会う。

およそ本名じゃないらしく

ハリーポッターからもじったらしい。

なんで全然似てないのにそんなことするんだろう?

湖を前にすると太陽のギラギラから

少し解放された気分になるから不思議。


湖


ハリーがラッシー屋に連れていってくれる。

少し高級そうなカフェっぽい感じ。

私は少し贅沢をして

ラッシーにトッピングでアイスをオーダー。



そんで町をブラブラしてるときに

ハリーがおかしくなってきて

「インドの男を試してみないか?」

ってしきりに言う。

結局ソレかい?

君は違うと思ってたのに・・・

今後二人になるのはやめようと思った


宿に戻り屋上へ行くと

インド楽器のシタールをたたいている日本人。

シンゴさんといって嫁と二人で旅をしているらしい。

彼女が体調を崩してしまったので

ジャイサルメールで長居をして

明日もう出発するらしい。

彼はけっこう変わっていて

関西出身なんだけど

大学は沖縄へ行ったらしい。

何でか聞くと

「沖縄っておもしろそうじゃない」と笑顔で話す。

確かにそうだけど

そんなことする人なかなかいないんじゃないか?

私も今ならできるかもしれないけど

18歳くらいの時にはきっと

考えつかなかったと思う。

どういう風に育ったら

そんな自由な思考回路になるんだろう?

私は自分がもし結婚して子供を産む人生を送るんだったら

絶対こどもはそういう風に育てたい。


そしてもう一人日本人が来て

この日本人はインドへ来てさんざんキレてきたらしい。

デリーからすぐラジャスタンに入ったらしいから

無理もない。

私がインドで一番キレそうになったのは

キャメルサファリ中、無邪気な顔して笑う子供が

私の服にうんこをつけてきたときくらい

*カジュラホーはキレるとかじゃなかった

「俺初めてちゃぶ台返しみたいなことしたよー」とか

「こんなに自分が素直だとは思わなかった」とか

おもしろおかしく話してくる。

確かに私も自分のことをズル賢い自覚はあって

そんなに素直な人間ではないと思っていたけれど

インド人のことを素直に信じたりしてしまうことがあって

「私ってこんな素直な人間だったんだ」って

思うことが多々あった。>

そしてシンゴさんの奥さんも来て

みんなで夕食を食べようということになった。

キレまくりの日本人は

体調がすぐれないらしく遠慮しておくとのこと。

3人でジャイサルメールでは比較的うまいレストランに連れて行ってもらう。

2人の夫婦旅は長くて常に一緒にいるから

たまにはゲストがいないとツライらしい。

でもそんなことを言い合ってしまうあたり

仲良く旅をしているんだなぁって感じられて

なんだか微笑ましいし、若干うらやましい。

2人はこれからトルコを目指して

その先はまだ未定。

私も次に向かう場所を決めよう。

ジャイサルメールはウソばっか。

シンゴさんに「キャメルサファリは日本人女子があと二人参加する予定だった」と話すと

「俺達1週間くらいここにいたけど

日本人の女2人なんていなかったよー」と言う。

今日ハリーに言われたことを言うと奥さんが

「ハリーはいいヤツだと思っていたのに」と言う。

旅といってもいろいろある。

男一人旅、女一人旅、夫婦旅、二人旅・・・

それぞれ楽しさとかは全く違うんだろう・・・

女一人旅に飽きたら

ステキな男子と二人で旅をしてみたい。

でも一番やってみたいのは

ヒッピーみたいな男一人旅。

それは到底無理な話なんで

とりあえず現状の今を楽しむ。

終わりまであと1週間ほど







砂漠へ

Category : 2008 India
8:00に集合と聞いていたので早めに起きて荷物をまとめて

昨日訪ねたゲストハウスへ向かう。

昨日とは違って朝だからかやはりとても静かで

町並みも昨日見たよりもとても異国情緒がある気がする。

7:30には到着してしまい

朝ごはん代わりにビスケットとチャイを食べる。

1台のジープがゲストハウスの目の前に停車して

昨日話したコリアンの女の子が階段を降りてくる。

昨日は日本人の女の子があと二人参加すると言っていたけれど

やはりここはインディア。

結局私とこのコリアンの二人だけみたい・・・

ジープに乗り込み町並みを見ながらぼーっとしていると

バラナシのゲストハウスで一緒だった日本人女子が歩いているのに気付く。

普段はあまり積極性はない私だけれども

なんだか偶然の衝撃というものはすごくて

大声で話しかける。

彼女は今、ジャイサルメールに着いたらしく

予約している宿へ向かう途中だと言う。

この町もそんなに広い町ではないから

「またきっと会いそうだね」と言ってバイバイ。


町を離れて何もない道をジープは走る。

今日はとても天気が良くて

一応長袖は着てきたものの

これは日焼けが危険だなぁ・・・なんて思っているとジープが停車し、

2頭のラクダがいる。


ラクダ


ラクダの目はクリクリしてて

どんな動物よりも一番かわいいんじゃないかって思った。

ラクダ使いのインド人が

ラクダに荷物をくくりつけて

私たちはラクダにまたがる。

ラクダ使いの合図でラクダが一気に立ちあがると

最初はバランスが取れなくて大変だった。

そして歩き出すと

まじで辛い。

ロデオボーイってきっとこんなんなんだろうなぁ・・・

常に腹筋鍛えられてる感じ。

リラックスどころの話じゃない。

歩き始めて1時間ほどで

すでに股関節が痛い。

2時間ほど乗って1回目の休憩をとる。

ラクダ使いは遠足用のシートみたいなのを木陰に広げてくれて

「休んでいろ」と言う。

少し離れたところで火をたき始めてご飯を作り出す。

のどがカラカラだったので

水を飲むけれど

この灼熱の太陽の下では

水ではなくただのお湯になっていて

いくら飲んでものどの渇きが癒される気がしない。

そこに麻の袋を持ったインド人が現れ

「コールドドリンクはいらないか?」と言う。

私たち2人はイエスイエスと言って

通常よりも多少高いコーラを受け取るが

冷えてると言ってもたかが知れていた。

それでも一気に飲み干し

寝転がって空を見上げると

とてもきれいな空で

とても贅沢な時間を過ごしているように感じる。

ランチが出てきて

それを食べていると

私の空いたお皿を見て

ラクダ使いは次から次へとチャパティを乗っけてくる。

「フルフル」と言っても

「ノープロブレム」と言ってどんどん乗っける。

このおっちゃん、歩いているときは無口だったクセに

急に元気になったなぁ・・・


この時点で13:00、出発は15:00だと言う。

あたりにはなんにもないから

昼寝でもしようかと思うけれど

木陰とはいえ、とても暑くて

寝付けずウダウダしていた。


ようやく時間になってラクダにまたがる。

太陽は傾きかけているけれど

容赦なく光は私の肌に直撃し、さらに黒くなったように感じる。

私の相棒のラクダは

コリアンのよりもやんちゃな性格らしく

平気で草むらに突っこんでくし

勝手に立ち止まって葉っぱを食べだすし

かと思えば急に走り出すし・・・

走るとさらに前進に負担がかかって

かなり辛いんだよ・・・・


ラクダの上から


そんなこんなで砂漠へ到着。

小さな砂漠だったけれど
(できれば一面砂がよかった・・・)

1日でたどり着けるところがそんなステキなところなわけはナシ。

これはこれでとてもテンションが上がってしまった。


砂漠



単純に初めて見る景色だもんね。

砂漠とラクダなんてずーっとアコガレでしかなかった世界。

着実に私は大人になっていて

行動に移せば経験できないことのほうが遥かに少ないのかもしれないと改めて思った。


遠くには西洋人カップルが砂漠を二人で抱き合いながら

転がり落ちていて

ゲラゲラ笑っている声が聞こえる。

私も砂漠でテンション上がっているから

マネして転がり落ちて見た。


砂漠自分


寝転がってみると

砂漠の砂はとても気持ちがいい。


歩いてみると

陽の当たっている部分はとても暑くて歩けないけれど

日陰の部分はひんやりしていてとれも気持ちがいい。

歩く度に足が砂に埋もれて行って

それに合わせて砂が波打つ。


砂漠足跡


砂漠って地球の神秘だ


さばく記念


コリアンとお互いに写真を撮りまくり

気付くと太陽が沈み始めてきていて

これもまた溜息がでるほどにキレイ。


砂漠夕焼け2


地平線に沈む瞬間、太陽が一番輝くとき、

いつどこにいてもこの景色は変わらない。

当り前に毎日太陽は昇ったり沈んだりを繰り返しているのに

日本での日常ではなかなか見れない。

なんてもったいない。

人間も町並みも日々移り変わっていくけれど

きっとこの瞬間だけは未来永劫変わらないんじゃないか・・・って思った。

太陽の光は太陽そのものだけではなくて

照らされる周りのものまできれいに見せる。

夕焼けに照らされた砂漠はまた違った魅力を私に見せてくる。


砂漠夕焼け3


私たちが砂漠で子供に還ったみたいに遊んでいる間

ラクダ使いはきっちりごはんを作ってくれていて

陽も暮れた砂漠は涼しくなって食事ものどを通りやすい。


ごはん作り


ごはん1


ラクダにくくりつけた毛布を砂漠の上に敷いて

持参の寝袋に寝くるまり

空を見上げると満天の星空。

小さいころに行ったプラネタリウムの世界がそこにはあって

隣ではラクダ使いが鼻歌を歌う。

なんていい演出!!


「星の王子様」の世界。

ラクダと砂漠と星空

人生行動あるのみだ。

本や漫画の世界だと思いこんでいたことだって

行動すればこんな風に体験できる。

けして難しいことなんかじゃない。

こんなに素晴らしい景色を見れるなら

日本でがんばって仕事をすることなんて全然苦にならない。

この星空にはやられたなぁ・・・

参ったって感じ。

この種の感動はなかなか他では味わえない。

なんだか寝るのがもったいないなぁ・・・


砂漠の町 ジャイサルメール

Category : 2008 India
午前4:00 砂漠の町ジャイサルメールに到着。

バスの中のインド人は一斉に降車するけれど

外は真っ暗、暗いうちは野良犬もうようよいて

昼間熱さでうなだれている分

ワンワンワンワン吠えながら走り回っている。

あまり降りたくなかったけれど

しぶしぶ荷物を持って出口に向かうと

運転席に座っていた若めのインド人に

「レヌカ?」と尋ねられる。

レヌカとはガイドにも載っている

ジャイサルメールの日本人宿で

私は今度こそキャメルサファリの情報が欲しかったので

レヌカに向かおうとしていた。

そのインド人に「YES」と言うと

自分がレヌカの客引きだと言う。

喜んでそいつについて行こうとしてバスを降りると

後ろから片言で「サヤ」と呼ぶ声。

もちろん初めて来た場所なんで

知ってるヤツなんている訳がない。

振り向くと片手にフライヤーを持ってるインド人。

なにやら早口で聞き取れないが

「ジョードプル」と言う単語を連呼しているので

恐らくバスステーションで話したインド人の親戚だろう。

そいつも客引きに必死で

私の名前を聞いたもんだから

即効連絡したらしい。

私もそんなにバカではないから

ぼったくりが見え見えなインド人についてなんていけないよ

レヌカの客引きと名乗るインド人のジープに乗り込み

薄着で少々寒かったため

軽く腕をさすっていると

そのインド人が自分のストールを手で広げて

ハグのジェスチャーをする。

なんでこんな軽いノリなんだろう?

そして「NO レヌカ」と言い出す。

私は何度も「ウソつきッ!!!」と言うが

コイツはゲラゲラ笑うだけでお話にならない・・・

初歩的な手口にまんまとノセられました・・・

まぁ、この場合は騙されない予防策のほうが思いつかないし

暗くて待機できる場所もなかったし

客引きはコイツとさっきのヤツだけだったし

・・・と自分に言い聞かせた。


そして宿に着いて通された部屋は

広い個室でダブルベッド

トイレ、シャワー付で1泊70ルピーと言う。

ここも悪徳な宿なのか・・・と少々うんざりするも

とりあえず1泊するしかない。

だって外には鋭い目をした野良犬がいっぱいいるからね・・・


ベッドに横になると一気に眠気が来たらしく

気付いたら午前10:00だった。

起きて屋上に行くと

1人のアメリカ人女性が朝食をとっている。

恰幅のいいマルチーズを連れていそうな感じのおばちゃん。

話しかけられるけれど

ネイティブの英語は全く理解できない。

私はそんなにペラペラしゃべれないから

やっぱり同じくらいのレベルのアジア人の英語でないとダメなのだ。



すると今度は横からこの宿のオーナーと名乗るインド人

けっこうなおじちゃんでアルバムとノートを私の前に置く。

開いてみるとやっぱりキャメルサファリの写真だった。

さすがに砂漠はキレイで幻想的だった。

ノートにはあらゆる国の言葉で

ここのキャメルサファリを絶賛しているであろう言葉がギッシリだった。

日本語もけっこうあって絶賛されていた。

その情報によると昨日の朝、日本人の4人組がサファリに行ったらしい。

「明日この宿から8人の旅行者がキャメルサファリに行くから君もどうだ?」

って聞いてくる。

そんな着いて早々・・・アクティブに動けないよって思っていると

このインド人、初めはやんわり誘ってきたクセに

私が断ったとたんに「なぜだ!」から始まり

キャメルサファリの魅力を熱心に語りだす。

「砂漠が素晴らしい」であろうことは

メディアからの情報でわかってるよって

流しながら聞いていると

1日750ルピー、しかも3日間コース。

単純計算で¥2250ルピー。

冗談じゃない!

そんなお金は全くないので断ると

今度は「サファリに行かなくてもいいから

君はここに泊っていればいい」と言う。

その言い分の意味が全くよくわからない。

私が何もしゃべらずにいると

「君と私は友達だ、だから1泊50ルピーでいい。」

なんて言い出す始末。

キャメルサファリの勧誘を長期戦にしたいだけなのか?

これはとてもおいしい話だけれど

さっきの写真で皮肉にも私は砂漠に行ってみたくなってしまった。

だからやっぱり違う宿を探そうって

この必死のおっちゃんを見ながら冷静に思った。


そしてひとしきりキャメルサファリの勧誘が終わると

今度は別のインド人。

チャイを両手に持ってきて

一つを私にサービスだと言ってくれる。

「村に行こう」と言ってきて確かにヒマなことに気付く。

偶然だけども「町外れの小さな村」なんて

私の好奇心をくすぐる誘惑。

少々の葛藤の後、彼の車に乗り込んだ。

宿のスタッフだし、まだまっ昼間だし・・・

車窓からジャイサルメールの景色を眺めると

砂漠の町へ来たんだという実感が湧く。

ゴールドシティなんて代名詞の町らしく

金色とまではいかないけれど

きれいな黄色なキャメル色の町並みが続く。


ジャイサルメール町並み



運転しているインド人は水やら、ポテトチップスやら、パコラやら、マザー(おいしいマンゴージュース)やら

手に変え品を変え私のために買ってくる。

ようやく車は本格的に走りだして

周りには何もない景色が続く・・・


車の中から


少し不安に駆られつつ

小1時間ほど彼と話していると「着いた」と言う。


郊外2


車から降りて入口をくぐるとそこには管理人みたいなおっちゃんがいて

私を連れてきてくれたインド人は入場料らしきものを払っていた。

門をくぐるとこんな景色


郊外3



村って・・・

廃墟の村だったのね。。。

人なんて誰もいなく崩れた瓦礫ばかりの村

それでもさっきまでいた町並みとは全く違う

さらに広く感じる青空と誰もいない静けさにたそがれていたら

前を歩くインド人はおもいっきりポテチを食べながらベラベラしゃべってくるから

一気に感動は薄れてくる。

その村の真ん中あたりには

風変わりな家がある。


郊外4


他のガレキとは全然違って普通に人が住んでる感じなんだけど

生活感は全くなく、

家の中にもなんにもない。

壁にはアーティスティックなイラストが描かれていて

なんだかとても不思議な気分。


そして2階へ上るとこんな建物。


郊外5


ヒンディー寺院らしきもの。

インドへ来たらよく見る建物。

これもきれいに残っていてカジュラホーで見たのととてもよく似てる。

他の集落は崩壊しているのに

どうしてここだけこんなにきれいに残ってるんだろう?


一通り見てジャイサルメールに帰る車中、インド人は「今日はうちへ夕食へ来い」との誘いばかり。

あまり乗り気ではなかった私。

すると彼は「君はミスジャイサルメ-ルによく似てる、名前は●●」って

よくわからないことを言い出す。

レベル低すぎだから。。。。。

ただ単に色が黒いだけでしょう。

名前まで教えてくれなくても・・・

私がカジュラホーで危険な目にあったのにもかかわらず

一人でコイツの誘いに乗ったのは

少なからず私に好意を抱いていると思ったからだ。

インド人はわかりやすくて

確かに下心もあるんだろうけど

ほんとに最悪なヤツはコミュニケーションをとる前に

いきなり「一緒に寝よう」と誘うのだ。

コイツはそんなことなかったし(むしろいろいろ買ってもらったし)

とにかく自分のことを話したり、私の日本での生活を知ろうとする。

そーゆうヤツはあまり深入りをしなければ

危険な目に合うことはないだろうと言う旅中に私なりに身につけた答えだった。

コイツはそんなにキライじゃないけど

私はキャメルサファリをしようと思い始めていたので

明日の朝には宿を移動しようと思っていたので

あまり深入りしたくなかった。

とりあえず断り続けてようやく宿へ着いて

一人でジャイサルメールの町をフラフラしようと思って歩いていると

二手にわかれる道。

「アマル・サガール門」が町の中心部とガイドに書いてあったので

商店のおっちゃんに聞くと右を指さす。

すると目の前にたむろしていたひまそうなインド人たちは左を指さす。

ここは人の良さそうな商店のおっちゃんを信用して右へ進む。

するとまた二手に別れる道。

どっちだー?なんて思いながら歩いていると

いきなりバイクで横づけされて

「RIDE ON!」と言ってくる。

目的地も何も聞かずに連れて行ってやるから乗れと言う。

こんなので乗りこむ旅行者なんているのか?なんて疑問に思いながら無視していると

今度は前方から日本語ベラベラのインド人。

アマル・サガール門の場所を教えてもらうも

彼はずっとついてくる。

「僕のゲストハウスはどうだ?」と言ってくる。

1泊シングル150ルピーだと言う。

ためしに見に行ってみるとなかなかきれいな宿だった。

キャメルサファリもやってるらしく

ここは1泊2日で700ルピー。

まぁまぁ相場なのかな・・・って思いながら写真を眺めていたら

一人の韓国人女子。

彼女は明日、キャメルサファリに行くらしい。

加えて日本人女子2人も一緒に行くらしい。

「君もよければ一緒に行こう」とインド人。

さすがにサファリに一人で行くのは微妙だったので

便乗させてもらえればありがたい。

「その日本人に会わせてくれたら考えるよ」と言うと

「彼女たちは今マーケットに行っていていない」と言う。

まぁありそうな話だし、隣のコリアンは行くのだから

最悪一人じゃないな・・・って思った。

宿のオーナーも現れ、少し話す。

ここは韓国人宿らしくオーナーも韓国人。

生のにんじんをくれて

オーナーが「かじれ」と言う。

かじってみると思いのほかおいしかった。

この宿はマーケットも近いし人の気配も感じるし

明日はここへ移ろうと思った。

まだ全然土地勘がないため

暗くなる前に帰ろうと思い歩いていると

見たことのない道へでる。

周りは民家ばかりでどうやら本格的に迷ったらしい。

こんなときに限ってガイドやら地図やらは持っていない。

すでにあたりは真っ暗で方角すらわからない

途方にくれながら歩いていると

一人のインド人にまたしてもバイクを横づけされて

「乗れ」と言われる。

さすがにさぁ、町灯りもない道も知らない初めての町で

知らない男子についてなんていけないよ・・・って思っていると

振り切ろうとするもがっつり腕をつかまれる。

ハングリーな国、インドの男子のパワーには勝てない。

とりあえずぎゃあぎゃあ騒いでいたら

あたりの家からインド人の子供たちが集まってくる。

宿のカードを取り出して「ここはどこにあるか」を聞いても

「君の家はここだ」と自分の家を指さす。

ジャイサルメールのインド人はどこの町の人よりも

日本人をナメきっていると思った。

ふりきって逃げるように立ち去ると

見たことのある商店をみつけた。

心の底からほっとしてなんとなく宿の方向へ向かう。

すると後ろから声をかけられて振り返ると

レヌカにつれていくとウソをついたインド人だった。

こいつは悪びれもせずに近寄ってきて

「あそこの宿はキャメルサファリが高い、

いい宿を知っているからそっちを紹介するよ」とのこと。

こいつどーしようもないな・・・

こんな会話には耳も貸さずに

「私の宿はこっち?」と尋ね、さっさと向かう。

ずるがしこい男はキライじゃないけど

自分がわざわざカモになるのは嫌だしね。

宿に無事到着し、オーナーに明日宿を移るから今、お金を払うよと言ったら

引き止めもせず、普通に50ルピーだった。

悪いヤツでもないんだろう。

たしかにここのキャメルサファリはクオリティは高いのかもしれない

でも私は1泊2日で十分だしそんなにお金は持ってないの。



今日はなんだか疲れたなぁ・・・

ジャイサルメールはあまり油断ならない町だ。

嘘ばかりつく砂漠の町

なんだかRPGに出てきそうな感じ・・・

リアルドラクエ・・・いーじゃん!!

騙されて負けてたまるか!!って思った。

明日はひょんなことからキャメルサファリになった。

今日は早く寝よう・・・・・





折り返し地点

Category : 2008 India
10:00がチェックアウトと言っていたので

荷造りをしてフロントへ向かう。

「次はどこへ行くの?」と聞かれ

「ジャイサルメール」と答える。

「どうやって行くのか?チケットはもう持っているのか?」と聞かれ

あの日本人宿のオーナーに頼もうかと思っていたけれど

そんなことを言うのが若干、気まずいから

「まだ決めてない」と言う。

すると「うちで手配すればいい」と言う。

料金を聞くと日本人宿よりも安かった。

それならば・・・と思い、ここにお願いすることにした。


「時計塔の近くのオムレツ屋がおいしいよ」と聞いていたので

時計塔を目指して歩く。

ジョードプルのインド人は全く話しかけてこず

なんだか日本の都会に似ている。

絡まれ続けているときはけっこううざがっていたけれど

なんの興味も持たれないのも

けっこうつまらないものだなぁ・・って

自分勝手なことを思った。


オムレツ屋を見つけオーダーする。


オムレツサンド


おそらく旅行者向けに作られているような

馴染みやすい味だった。

ここはオムレツ屋が2つ並んでいて

お客さんを取り合っているみたい。

私はガイドに載っている方に入ったのだけど

片方のお店は西洋人だらけでにぎわっていて

私が入ったほうはなんだか閑散としている。

店主にノートを渡されて

パラパラ眺めていると

「ジャスワント・タダのセクハラボーイズに要注意!」と書いてあった。

やっぱあいつらいつもあんなことばっかりしてるんだね


ラクダ革の靴が欲しかったので

それらしき店をいくつか回る。

相場がだいたい200~250ルピー程。

思ったよりも高いんだなぁ・・なんて思っていると

150ルピーで売ってくれる店を発見。


靴や


ここの店番の兄ちゃんはまだ20歳で

インド人の彼女がいるらしい。

ケータイで写メを見せてくれたら

超かわいかった。

靴を1足買って少し話す。

しきりに日本のケータイが欲しいとゴネる。

「500ドルするんだよ?」とおどしても

「500ドル払うよ」と言う。

この店構えは微妙だけれど

こいつはもしかしたらすごいボンボンなのかもしれない。


宿へ戻るとスタッフが

「ヘナに興味はないか?50ルピーでやってやる。」

相場が全然わからないけれど

カジュラホーでやってもらったヘナは

とっくにすべて剥がれ落ちていた。

ヒマだし、この前よりは安いし・・と思って

やってもらうことにした。

宿を出て狭い道を行くと

普通の家に到着。

ここは彼の家らしく

ヘナは彼の嫁と娘がやってくれるらしい。


ヘナをしてくれた女子


チャイを持ってきてくれた女の子は

学校で英語の勉強をしてるのと言って

しきりに話しかけてくる。


ヘナの家族


カジュラホーのよりも緻密なデザインのヘナが終わり

宿に戻ると昨日イチャついていたスペイン人がいて

少し話すとこのカップルも今日の夜出発らしい。

私はジャイサルメールで彼らはウダイプル。

方向は違うけれどバスステーションまで一緒に行こうと盛り上がる。

確認すると残念ながら乗り場は違うらしかったけれど

こんな英語もろくにしゃべれない私と

シェアしてくれようとする気持ちがとってもうれしい。


時間になって一人でリクシャーでバスステーションに向かう。

到着した場所はバスが一台ポツンと停車していて

まだ時間が早いのか誰もいない。

一人のインド人が話しかけてきて

名前を聞かれたので答える。

すると「僕のいとこがジャイサルメールでゲストハウスを経営していて

お勧めだから行ってみるといい」と言う。

渡されたフライヤーにはシングル30ルピーとあった。

これは安すぎる。

ガイドに載ってた宿は安いがバカ高いキャメルサファリを

斡旋する宿に違いない。

適当にうんうん言ってバスに乗り込む。

そのバスはエアコンも利いている

ツーリストバスのようなものだったけれど

外国人は私一人しか乗っていない。

エアコンの冷たい風にあてられて

少々頭が痛くなりながら

夜のインドをバスは走る。

途中の休憩所みたいなところで

空を見上げると星がちらほら見える。

旅も終盤にさしかかり

約2週間後には私は日本に帰る。

あっとゆーまだったけれど

とても楽しかったと思った。

インドで過ごす毎日は

もうすでに日常と化していて

特別さを感じなくなっていた。

けれどその中でも

自分が異国にいると感じさせてくれるのは

景色だとか遺跡だとかそんなものではなくて

あきらかに出会う人だった。

街歩き

Category : 2008 India
9:00くらいに起きて

ラビの妹からもらったチャパティを食べる。

少しなつかしい味と

団欒とした雰囲気を思い出してしまう。


屋上でガイドをパラパラ見ていても

特に行きたい場所もない。

あいにく空はどんより曇り空・・・

それでもずっと宿にいてもしょうがないので

フォートに行こうと思い立ち宿を出る。

昨日おじゃました日本人宿のオーナーに話しかけられ

「朝食を食べていけ」と言われるが

「もうすでに食べてしまったよ」と言うと

「じゃぁ夕食はうちに来い」と言う。

インド人は気持ちがいいくらいずうずうしい。


城までの道はゆるい上り坂になっていて

少々息を切らしながら登る。

フォートにたどり着き、中へ入ると

とにかく見た目以上にでかくて広いから

なんだかさっきまでのジョードプルの雰囲気が一遍したように感じる。


城の中2


こーゆう町並みの国にきているような気持ちになってくる。

ジョードプルにどんな歴史があるのかを

私はまったく頭にいれて来なかったので

このフォートはどんな意図で立てられたのかよくわからないけれど

城の中にはいろんな場所があった。


城の中3



大砲2


そして見渡せる景色がキレイ。

ジョードプルの建物の壁は青く彩られているから

上からみるとこの町の代名詞とも言われる「ブルーシティ」が実感できる。


ブルーシティ


一通り周って

今度は少し歩いたところにあるジャスワント・タダと言うお城を目指す。

小降りの雨が視界を遮り、道は滑ってなかなか不自由な道中だった。

そこで4人位の子供集団が寄ってくる。

こどもと言ってももう中学生くらいの男子4人組。


セクハラボーイズ


カメラに興味があるのかと思いきや

しきりに私の胸のあたりを触ってくる。

最初は偶然ぶつかっているだけかと思ったけれど

ぶつかった後に顔を見合せてニヤついているから

さすがに気付いて怒って立ち去る。

あんな若いうちから

チカンまがいのことをしていたら

あの子たちの未来はどうなるんだ?


なんだかテンション下がってしまって

ジャスワント・タダも遠くから眺めてみるだけで入る気にならなかった。


白い城


そのまま前進し続けると

犬がやたらと多い道に出る。

しかも元気に走りまわって、ワンワン吠えてる。

正直めちゃくちゃびびってしまい

うつむきながらなるべく早歩きする。

めちゃくちゃ怖かった。


この町のシンボルの1つ、時計塔に向かう。


時計塔


このあたりは活気があって

今まで行った場所の市場らしきところの中でも

トップクラスのにぎやかさだった。

そこかしこにお店があって

彩が豊か。

インド人が来ているサリーも

心なしかハデに見える。

時計塔から宿へ向かうも

ぐるぐる同じ道を歩いてしまう。

本格的に迷ったらしく

私は宿の名前も覚えていない。

あたりにはインド人しかいなく

とりあえず1回時計塔に戻ろうと思って誰かに聞こうとしていると

バイクで横づけされる。

するとそれはあの日本人宿のオーナーだった。

「乗れ」と言われ、ラッキーだと思った。

彼女の宿に着き

これは食事しないと気まずいと思い

チーズパスタを頼むけれど

でてきたものに唖然とする。

パスタにただチーズがどんとのっているだけで

他に味なんかしない。

これではさすがに食べられないと思って

ケチャップを持ってきてもらい

なんとかごまかしながら食べた。

そういえば旅中に知り合った誰かが

「インドではパスタを頼むと失敗する」って

言っていたかもしれないと思いだした。



ジョードプル

Category : 2008 India
アーグラーでもてはやされたせいか

ずっとお腹の調子が悪かった。

うとうとしながら目をつぶって寝台に横になっていると

一人のインド人に声をかけられる。

今まであまり見なかった服装。

いかにもムスリムな感じの薄汚れた感がいなめない白い服。

白髪交じりのヒゲをごっそりと蓄えたおじさんは

「ジャイプルに着いたぞ」と言う。

確かにジャイプルと言えばピンクシティで有名な大都会。

彼は私が旅行者だから当然のように行くと思ったのだろう。

「私はジョードプルに行くの」と言うと

「それは失礼しました」というような顔をして

「GOOD LUCK」と言って列車を降りていく。

下心のない優しさに

私のお腹の痛みも少しはやわらいだような気がした。


ジョードプルに着いたのは時刻表の時間よりも2時間遅れ。

アーグラーで4時間遅れたことを考えれば早いくらいだった。

列車を降りて改札のようなところを通るとき

列車に乗ってた人たちが一斉に狭い通路を通るから

そこは大混雑になる。

そんなとき鞄をまさぐられている気配を感じ

とっさに鞄を前にやると

やはりファスナーが開けられていた。

中身は無事で安心するけれど

その時後ろにいたインド人は

子供を連れてきれいなサリーを来たおかあさんだった。

「油断は禁物」と自分に言い聞かせた。


駅を出てまっさきに私をつかまえに来たリキシャマンは

「10ルピーで宿に連れて行ってやる」と言う。

私は調子が悪いこともあってそれにのる。

つれていかれた宿は部屋は悪くないんだけど

人の気配が全くない。

リキシャマンには悪いけど

人気のない場所ほど危険なところはないと思っているので

すぐにその宿を出る。

私がラジャスタンに来たのは

ラクダで砂漠を歩くキャメルサファリが目的だったので

それならば日本人から情報が欲しかった。

ガイドに乗っている日本人宿を目指し、歩いていると

一人のおっちゃんが「何探してるの?」と聞いてくる。

私がその日本人宿の名前を言うと

「うちの宿は1泊100ルピーで泊めてやる」と言う。

シングル100ルピーは安いなぁ・・・って持って

部屋を見せてもらう。

今まで宿泊した宿よりも

広くてベッドはダブルベッド、サイドテーブルまであって

壁の絵柄はとてもかわいい。

2階のレストランには何人かの西洋人が談笑してる。

そしてジョードプルのシンボル、フォートも見える。


宿の屋上からの城2


宿のおっちゃんもいい人そうだったので

ここに宿泊を決めた。


荷物を投げ出し、ベッドに横になる。

とたんに腹痛が襲ってきて

トイレに駆け込む。

インド3週間目にして下痢になった。

日本から持ってきた整腸剤を飲み

再び横になるけれど

3時間くらいは鈍いお腹の痛みに耐えられず

トイレと部屋の往復だった。

何かにあたったのではなくて

絶対に食べすぎのせいだ。

ラビの家に行く前は

1日2食の生活でそのうちちゃんとしたご飯を食べるのは

2日に1回くらいで

あとは適当にパンやらサモサやらよくわからない揚げ物ばかりだった。

急に食べ過ぎたので

内臓が驚いてしまったんだろう。


しばらくおとなしくしていると

ようやく痛みがおさまってきて

部屋を出ると

一人の日本人女子が食事をしてた。

インド人とヒンディーで会話をしている彼女は

大学でヒンディーを専攻していて

インドに来るのも4回目だと言う。

彼女の泊まっている宿は

私が最初に目指していた宿で

確かに日本人はたくさんいるけれど

安い部屋は埋まっていて

けっこう高くついたとボヤく。

彼女の宿のオーナーは日本人が大好きらしく

ジョードプルでは知らない人がいないくらいの有名人らしい。

ネット屋に行こうと思い、2人で宿を出るけれど

軽く小雨が降っていてどこの店も閉まっている。

雨に濡れたインドの道は

とても滑って何回も転びそうになった。


彼女の宿でビールを飲もうと誘われて

さっきまでお腹が痛かったのも忘れてついていく。

その宿はジョードプルの城のふもとあたりにあって

レストランにはたくさんの日本人がいた。

ビールを1本頼み、彼女と再び談笑する。

彼女は今日の夜、バスでプシュカルに向かうので

あまり飲めずに残念だった。

久しぶりに飲んだビールは

今まで飲んだビールよりも断然うまくて

暑い国ではやっぱりビールを飲まなくちゃと思った。

「ここいいですか?」と一人の日本人女子が来て

彼女も交えて話す。

彼女は今日ジョードプルに着いたばかりだけれど

もう夜にはジャイサルメールに行くのだと言う。

彼女もなかなか急ぎ足の旅であまり時間がないらしい。

「この町は1日で十分」と言っている。

私も正直そう思わなくもない。

けっこう到着した時点で自分がその町を気にいったかどうかはわかる。

私もおそらく2、3日くらいしかいないだろう。

今の時点ではフォートにも行こうかどうか悩んでいる。


暗くなり始めたので宿へ戻り、

宿のおっちゃんと話す。

かわい気のあるおっちゃんで

終始ニコニコしている。

となりではスペイン人のカップルが人目もはばからず

男子が女子を腕枕して見つめあって髪をなでている。

さすが西洋人と思いながら

一人旅もいいけれど

いつかは自分も大好きな人と

こんなふうに旅をできたらいいな・・・と思う。

外でイチャつきはしないけれど・・・



インド人気質

Category : 2008 India
お腹がいっぱいだとよく眠れるらしい。

昨日の夕食もターリーの大盛りだった。

私が肉が好きと会話で言っていたのを覚えていて

ターリーはマトン入りだった。

それをお腹いっぱい食べて

食べ過ぎてしまうと本当に動けないんだっていうことを改めて知った。

食事が終ってベッドに横になってダラダラしていたら

昨日はいつのまにか眠ってしまっていた。


朝起きたのは10:00くらい。

旅に出てこんな時間に起きたのは初めてで

いかにラビの家が居心地が良いかがわかる。

朝からヘビーな食事で

食パンに卵焼きにチャパティーにビリヤーニ

どんどんどんどん出てきてしまう。

誰が相手でも

初対面の人と話すことなんて限られていて

旅中で知り合う現地人と話すことなんて

「どこから来たの?」とか

「どこへ行ったのか?」とか

あとは日本での私の仕事とか年齢、住んでる場所

それを話し終えたら

そこまで英語力の無い私は

もっぱら食べ物のことばかり

昨日私は確かに「卵も好きだ」と言ったし

「ビリヤーニも好きだ」と言った。

昨日の夕食のマトンも然り

インド人は客人を迎えることのサービスに長けている。

ビリヤーニなんかわざわざ外から買ってきてくれたらしい。

それならば残すワケにはいかないじゃないか・・・という気持ちで

なんとかビリヤーニと卵焼きだけは完食したけれど

午前中いっぱいベッドに横になっていた。


ジョードプル行きの列車のチケットが欲しかったので

ラビに駅はどう行けばいいか?と聞くと

仕事で忙しいのにもかかわらず駅まで付き合ってくれた。

チケットはウェイティングになっていて

そのシステムがよくわからない私は

「予約取れているの?」と聞くと

にっこり笑って「ノープロブレム、僕はいつもこうさ」と諭す。


ラビのうちに戻り

庭のベッドでまたしてもダラダラと子供と遊んでいると

近所の子供たちが

めずらしい日本人女子を見物しにくる。


近所のこども


話しかけられもせず

ただこうして見つめられていて

なんだかおかしくなってしまう。


近くではおばあちゃんがしゃがんで食器を洗ってて

時折、私たちの笑い声に振り向いて

目が合うと笑ってくれる。

かわいいおばーちゃん


おばあちゃん



そしてお色気たっぷりのおかーさんが

お菓子を持ってきてくれた。


おやつ


仲良しの子供が

「私が作った」と言い張っていると

ラビの弟が通訳してくれる。

手作りのポテトチップス。

塩分控えめだけれど

素朴な味がまたたまらない。


家族3


ベッドの上で子供と大きい布をかぶせあって遊んでいたら

いつも控え目なラビの姉妹の女性陣たちがやってきて

隣で刺繍を始める。

私はこう見えても

刺繍だとか編み物だとか裁縫の類はとても得意なのだ。

やってみてと言われたので

自分式にやってみると

興味深そうに手元を覗き込んでくる。

私もさっき彼女たちの手元を見ていたけれど

若干、やり方が違った。

彼女たちに習いながら

ある程度仕上げたら

「GOOD」と言ってくれた。

弟に通訳してもらうと

「私の枕カバーにするわ」と言ってくれていた。


少しこのローカルな雰囲気を見て回りたかったので

一人で近所をブラブラする。

すれ違うごとに「HELLO」と言われ

私も返すとクスクス笑う。

タバコを買おうと商店に行くけれど

ふだん吸ってるタバコがなくて

ほとんどが見たことない銘柄。

適当に選んで買ってると

近くにいた高校生くらいの男子が

「good taste!」と言ってうまい棒のようなお菓子をくれた。


ローカルエリア


大きな通りに出ると

やはりここはアーグラーで

バイクもリクシャも通るから

排気ガスは充満してる。

それでも今まで訪れた場所と違う気がするのは

旅行者に対して何にも求めてないからだと思った。

ぼったくっても来ないし

話しかけてきても一言話して去っていく。

あとは傍から眺めているだけ。

居心地の良い場所ができてしまうと

日本に戻ってもまたきっとすぐインドに来たくなってしまうだろうなぁ・・・


家に戻ってキッチンを除くと

ラビの妹がチャパティの粉を練っていた。

「やってみる?」と言われたので

やらせてもらう。

意外と力仕事で大変。

朝、晩とこんな力仕事を一人でこなす長女は

私よりも年下なのにとてもしっかりしている。


別の姉妹2人はお互いの髪を三つ編みで結っていて

私が編みこみをしてあげると

思いのほかテンションがあがった。

隣で熱心にのぞきこんでくる。

最初はなかなか難しいので

彼女はあまりうまくできずに納得できないような顔をするけれど

「私も最初は全然できなかったよ。

練習が大事だよ」ってラビに通訳してもらった。


ラビのおにーちゃんに

「チケットを見せてみろ」と言われ、渡すと

彼は私が無事その列車に乗れるかを電話して確認してくれた。


こんなに至れりつくせり親切にしてもらったのは初めてで

なんだか不思議な気持ちになってくる。

だって私彼らに何もしてあげてないし

今度またインドに来るときは何かできるかもしれないけれど

それだっていつになるかなんてわかんない。

私はこの家で食事を出してもらって

常にベッドで子供とじゃれついているだけで

眠くなったら眠ってしまう。

日本で友達の家に泊まるときのほうが

よっぽど気を使っている。

普段食べない肉や卵を

わざわざ外から買ってきて

私のために調理してくれる。

見返りを求めがちな日本人は

みんなラビの家に来ればいい。

ただ親切にされることを体験してみれば

優しさの本質なんてまったく異なることがわかる。

見返りを求めて優しくすることは

結局自分のことしか考えてないじゃないか。


ラビが写真を大量に持ってきたので

1枚ずつ眺めていると

プールの写真があった。

それもちゃんとしたテーマパークのような場所で

ウォータースライダーのようなものもある。

「これアーグラー?」って聞くと

「バイクで20分くらい」と言う。

インドにプールなんてあるんだ・・・

「君が次にインドに来るまでに

バイクを買っておくから今度は一緒に行こう」なんて言ってくれる。


ラビが屋上へ行こうと言うのでついて行く。

手すりのない階段は少々怖いが

屋上はやっぱり気持ちが良い。

すると下の建物の隙間から

「ナマステー」と手を振ってくれる子供たち。

振り返すと今度は横から「ナマステー」と聞こえてくる。

今度は自分の家の屋上に上がって私に手を振ってくれる。


近所のこども2



それぞれの子供が自分の家の屋上に登ってきて

四方八方から手を振ってくる。

なんだか有名芸能人になった気分。


列車の時間が近づきリビングに戻って荷造りをしてると

ラビの妹が手作りのお菓子とチャパティをくれた。

「列車の中で食べるといい。

お菓子は1か月くらいもつから大丈夫だ」と言う。

そんなにもつの?と思ったけれど

受け取るとずっしりと重みが来て

さらに優しさに重みが増す。

毎日遊んでいた子供は

隣でにこにこ笑っていて

私が旅立つことをわかってないらしい。


ラビの家族がみんなで手を振って見送ってくれる。

ラビとラビのおにーちゃんが駅まで送ってくれると言う。

乗合リクシャーに乗り込み

夜のアーグラーを眺める。

アーグラーがこんなに楽しくなるなんて

まったく予想していなかった。

出会う人がやっぱり旅の全てだと

改めて思い知った。


駅に着くと私の乗る列車は遅れているらしく

1時間遅れのアナウンスが流れていた

2人に帰ってもいいよと言っても

1時間くらいならいるよと言って隣に座る。

しゃべりながら待っていると

一人の日本人女子に話しかけられる。

関西に住んでる女の子、卒業旅行で来てるらしい。

彼女はまだ1週間くらいしか滞在してないらしく

デリーから入ってさんざんな目に遭ったらしい。

デリーではアホみたいに高い高級ホテルに泊まるハメになって

アーグラーの宿ではセクハラされ放題。

嫌な目に遭うと

日本人に会いたくなるのは私だけではないんだなぁ。。。

「聞いてくださいよー」みたいなテンションで

日本語でまくしたてたくなる。

そんな気持ちを旅している人たちは共通で持っているのかもしれない。


彼女はバラナシ行きの列車を待っていて

その列車も遅れているらしい。

私の列車は時間が経っても

ずっと1時間遅れのアナウンス。

19:00発の列車だったのに

すでに21:00

バラナシ行きの列車は2時間遅れでホームに入ってきて

彼女とは「気をつけて」と言い合いバイバイ。


ラビのおにーちゃんは一足お先に帰ると言って

握手をして別れる。

最後まで「気をつけて、無事日本に帰りなさい」と言う。

ラビも帰っていーよと言うけれど

まだ大丈夫と言って隣に座る。

列車はかなり遅れているらしく

いつになるかわからない。

とうとう23:00になってしまい

「そろそろ帰りの乗り合いリクシャーがなくなってしまうから

見送れない、ごめん」と言う。

まったく謝る必要なんてないのに申し訳なさそうに言う。

そしておにーちゃんと同じようなことを言う。

「また絶対来い、君ひとりでもいいし、

君の友達を連れてきてもいい、

何ヶ月でもいてもいいよ、

僕たち家族はずっとあの家にいるし

僕はカトマンズにだっている」と言う。

なんて泣かせるセリフを堂々と言うんだろう、インド人は・・・

「絶対行くよ」と約束し、握手をして別れる。


ラビが帰ったあと、まもなくして列車がホームに入ってくる。

寝台に横になり

妹からもらったお菓子を覗いてみる。

揚げ餃子のような形をしているお菓子。

袋にどっさりと入っている。

チャパティーもたくさんあって

しばらくはこれで十分だと思った。


ラビってすごいいいヤツだったんだなぁ・・・

最初カトマンズで会ったときは

少しうさんくさくてしつこいヤツだなんて思ってごめん。

列車を見送るためだけに

一緒に4時間も待ってくれるヤツなんてなかなかいない。

この旅で一番の思い出になるかもしれないな。

次にインドに来るのがいつになるかはわからないけれど

また絶対遊びに行きたい。

今度は日本から何かお土産を持ってきて

私が優しさをあげる番だ。





タージ・マハル

Category : 2008 India
朝目が覚めると

私が寝てた部屋はキッチンだったらしく

ラビの妹が鍋に火を掛けて

チャパティの粉を練っていた。


キッチン


そして隣には昨日のかわいい子供

ヒンディーで「お姉さん」となついてくるからかわいくて抱きしめてしまう。

トーストをフライパンで焼いて

バターをぬって食べる。

昨日の夕飯は食べすぎたので

あまり食べれずにいたら

ラビの妹が「具合が悪いの?」って聞いてくる。

インド人のサービス精神はハンパじゃない


ラビに「今日はどこへ行く?」と聞かれ

「タージマハルに行くよ」と言う。

「それなら送ってあげるから正午くらいの出発でいいか?」と言われ

「OK」と言う。

その時間まで私はこの小さな友達と遊んでて

とりあえずキスの嵐。。。


仲良し2


そして私に見せつけるように

おにーちゃんにじゃれついている。


家族2


このエメラルドグリーンは

ラビの弟で熱心な勉強家

昨日もずっと本を読んでたかと思ったら

妹に勉強を教えたりと

うちはあまりそーゆうのがなかったから

なんだかとっても優しい気持になる。


家族1


そしてラビが帰ってきて家を出る。

リクシャーを拾いに行く道中

近所に住んでる子供たちは私に一斉に注目。

旅行者になれていないのか

話しかけてくるわけでもなく

チラ見してきて目が合うとそらしてしまうので

なんか私も照れてしまう

ラビが乗合リクシャーを拾ってくれて2人で乗り込む。

すでに3人の女性が乗っていて

ラビは運転手のとなりに座る。

後ろのインド人女性は

大荷物なのに無理やり私のスペースを空けてくれる。

乗合リクシャーはルートが決まっているらしく

よくわからない場所が終点になっていて

私の性格をちゃんと理解しているラビは

「この道をまっすぐ行ったら

タージマハルだ。

15:00に昨日会った場所で待ち合わせよう」

と言って去っていく。

ここがアーグラーの中心で

それは雰囲気からすぐにわかる。

私がさっきまでいた場所と

同じ景色ではあるんだけど何かが違う。


ラビの言われた方向に歩いて行くと

左手にアーグラー城が見えてきた。


アーグラー城


入ろうかとも思ったけれど

外から眺めているだけで

めちゃくちゃ広いのが予想できたから

めんどくさくなっちゃって素通りした。

二手に別れる道に来て

前方から西洋人が来たから

「タージマハルはこっち?」と聞くと

「YES、about 20 minutes」と教えてくれた。


入口に来るとインド人の長蛇の列。


タージの行列



ここに並ぶのめんどくさいなーって思っていたら

列に並んでいるのが全員インド人だと言うことに気付く。

「絶対外国人用って別だ」と気付き

前に進んでいくと大正解で

隣の建物にチケット売り場があった。

少し話すと

24歳とタメで、すでに3人の子供がいるらしい。

「君はいくつだ、結婚してるのか?」と聞かれ

「24で結婚しているよ」と言ってみると

「君はウソ付きだ」と言われてしまう。

「なんで?」と聞くと

「結婚している女が

一人で旅をしているわけはない」と言う。

そりゃそうだな・・・って納得してバイバイする。


タージの入り口の検査は結構厳密で

私は手ぶらでジーパンのポケットに

デジカメと少しの現金をつっこんで出てきただけなので

あまり時間がかからずに済んだ。

タージは四方八方に出入口があって

入ってきた人たちが集まるここは

人だかりがすごい。


タージの入り口


上の写真の門をくぐると

雑誌やネット、テレビでしか見たことのない

世界一美しいと言われるお墓


2タージ


そしてさらに増える人ごみに圧倒される。

バラナシですでにタージを見てきた旅行者は

そのほとんどが「たいしたことなかった」と言っていた。

確かにきれいなんだけど

私もなんだか拍子ぬけ。

元来、私は崩壊している中の美しさとか

神秘さとかに惹かれてしまう。

あとはやっぱ、人ごみがマイナス点

旅行者よりも現地の人が多い観光地って

なかなかめずらしい。

タージの入場料はインド人価格は結構安いから

リッチそうな家族連れのインド人がかなり多い。

そのなかの一人に

家族写真を頼まれたりもした。

大理石の床は確かに気持ちよくて

裸足で歩くのがちょうどいい。

広くてでかくてきれいで

このお墓を愛する女性のために造ったなんて

なんてロマンチストな男なんだろうって思った。

きっちり左右対称らしいから

完璧主義で理想論ばっか言う男なのかもしれないけれど・・・


町へ出てみると

急にインド人に囲まれる。

どいつもこいつもガラが悪そう。

若いインド人は必ずサングラスをかけていて

ガムらしきものをくちゃくちゃやってる。

そしてここでもカジュラホーのように

いきなり失礼な誘いがやってくる

そーゆうヤツらは全シカトして

チャイ屋の兄ちゃんに誘われて

チャイを一杯飲んでると

一人のリキシャマンが登場。


リキシャマン


「これからどこへ行くんだ」と言うから

「ジョードプル行きのバスが停まるところだよ」と言うと

「乗せてってやる、20ルピー」と言う。

案外安いなって思ってると

「その代り一つ店によってくれ」と言う。

アーグラー、デリーでは極力そういったことを避けたかったので

シカトしていると

「30ルピーでそこまで乗せていってやる」と言う。

「どこにも寄らない?」と聞くと

寄らないと言う。

あんまり信用ならないなぁ・・・って思って

あまりその気のないフリしても

このおっちゃんは私の前を動こうとしない。

まだ時間があったので

水とタバコを買うため商店に入り、いつものタバコを指さすと

「60ルピー」と言う。

「これデリーでは30で買ったよ」とハッタリで言うけれど
(実際カジュラホー、オルチャではこの値段で買った。)

「ここはアーグラーだから」と言って

一切値下げする気はナシ...

ほんっとにかわいくない

この商店はやめて

違うところへ行くと

そこは小学生くらいの男の子が店番をしていて

いくら?と聞くと40ルピーと言う。

私は「2つ買うから60ルピーにして」と言うと

素直にしてくれる。


さっきのおっちゃんはついてきちゃって

けっこう安いからこれで行こうと思って乗って

念のため「別の場所行ったらお金払わないからね」と言うと

「少しだけ、10分でいいから」と言う。

こいつ黙って連れてく気だったのね・・・

そうとわかったらコイツには

お金は払いたくないと思ってさっさと降りて

他のリクシャーを探す。

通りすがりのおっちゃんは最初

50ルピーとぼったくってきたけれど

背を向け歩き始めると

あっさりと30ルピーになったから

このおっちゃんのリクシャーを使うことにした。

途中の道で他のリクシャーとぶつかりそうになり

私は体をおもいっきり揺さぶられ

肩をガツンとぶつけてしまう。

でもきっとそれはインドでは日常茶飯事で

いちいち目くじらたててもしょうがない。


昨日ラビと会った場所に到着し

近くにチャイ屋があったので

お茶をしていると

近くに座ってるおじさんが話しかけてくる。

「最近ゴアで外人の女の子が

殺されたから気をつけろ」と話す。

バラナシで会ったナオキくんを思い出す。

彼はバラナシの後

ゴアのほうに行くと話していた。

大丈夫かなぁ・・・って思っても

連絡先なんて知らないから

ただ心配することしかできない。


時間になってもラビは来なくて

少し不安になる。

でもここまで来たら

信じるしかなかった。

最悪、道は覚えているから

歩いてラビの家まで行けばいい。


20分ほど待つと

笑顔でラビが来て

ほっと一安心。

乗り合いリクシャーに乗り込んで

途中でラビが降りる。

ラビが手招きするのでついてくと

「ここはとても人気があるんだ」とある店を指差す。

そこはラッシー屋で

出てきたラッシーはものすごくおいしかった

今までけっこうラッシーを飲んできたけれど

どこの店よりも格段にうまい



うちに帰ると

ラビの家族がおかえりと言ってくれる。

ホットミルクを出してくれて

また女の子と遊ぶ。

ひたすらキスかくすぐり攻撃。

何がそんなに楽しいんだか

ゲラゲラ笑う。

私はそれがおかしくて

ゲラゲラ笑ってしまう。


「サヤ」って呼ぶラビの声がして

振り向くと

顔が真っ白でびっくりして「どうしたの?」と聞くと

「パック」と言う。

インド人男子でもそんなこと気にするんだねって思った。

日本人男子でもあまりパックをする人っていないよなぁ・・・


一人旅なんだけど

日本にいるときよりも

よっぽどコドクを感じない。

こんな団欒とした空気に囲まれてしまうと

旅立つのが億劫になってしまう。

ほんとはアーグラーだって1泊して

今日の夜にはジョードプルに行こうとしてたのに・・・

ラビの家のベッドは寝心地が最高で

体を横たえる部分が

固いハンモックみたいになっていて

通気性も良いし体にフィットする感覚。

居心地の良さは

私の体を重くする。

このままここにいるのも悪くはないんだろうけれど

間違いなく太ってしまう。

これが一番恐怖だから

やっぱり明日出発しよう。

ラジャスタン州は彩豊かな砂漠の町らしいから

きっとまた新鮮な気分になれるだろう・・・




にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ

予想外の展開

Category : 2008 India
朝早く起きてシャワーを浴びてチェックアウト

宿から見る城はまた雰囲気があって

インドにいる自分を忘れさせる。

宿から見る城



とりあえず朝食を食べようと思うけれど

朝のオルチャはさらに閑散としていて

唯一開いていたローカルな感じの店に入る。


食べ物1


ここのおっちゃんはなかなかシャイで

カメラを向けてもこっちを向いてくれない。

そんな人をいじるのが大好きなので

無理やり激写


おっちゃん


出てきたものは

じゃがいもをつぶして丸めて焼いたもので

それをさらに平べったくして

甘辛いたれにつけて食べる。

インドの食べ物のわりには

シンプルな味でとてもおいしい。

目の前には仲の良い親子がいて

この子たちも若干シャイ。

オルチャの人達は

昨日のフロントマンは例外で

基本的にはシャイなのかな?


相席の家族


そして城へ向かうとやっぱりワクワクして

私はほんとにこの城が気にいったんだと思った。

とにかくでかいから

門をくぐるのにもワクワクする


扉


チケット売り場に行くと

ガイドには30ルピーと書いてあったのに

250ルピー、カメラ持ち込み料が25ルピーに値上げしていた。

値上げしすぎでしょう

でも中に入ると

やっぱすごくて

払った甲斐があったなって思った


昼間の城2



外観ももちろんなんだけど

至るところに扉や階段があって

どうやったら屋上に行けるのか

ぱっと見じゃわからない。

でもそこがおもしろい


昼間の城

まさにロードオブザリングの世界

旅行者も全くいなくて

いるのはインドの考古学者だか教授っぼい人

狭い階段は薄暗く

少し怖い気持ちもあるけれど

やっと最上階までたどり着き

オルチャの町並みを見下ろす。


城の上から



視界を遮るものが何もないということが

こんなに快感だったなんて初めて思った。

オルチャの城は中に入っても

傍目で見ても素晴らしかった。


メインの城を見て

遠くに散らばる少々崩壊している遺跡を見に行く。


崩壊1



途中インド人すら全く見なくて

広がる自然の心地よさを

いつもの倍は感じられる。


宿に戻りオーナーにジャン・シーまでの行き方を聞く。

どうやらリクシャーしかないらしい。

ツーリストオフィスでもそう言ってたし

宿までリクシャーを呼んでもらった。

乗り込み景色を眺めていると

時折インド人が相乗りしてくる。

ゆるいなぁって思っていると

30分ほどで駅に到着。

自由席の切符を買うのは初めてで

とりあえず列に並ぶけれど

私は列車番号なんてわからないから

駅員が見かねて

「後ろにまわって中に入って来い」と言う。

その通りにして中に入ると

きれいなおねーさんが

私の英語を聞きとってくれてチケットをくれた。



プラットホームに行くけれど

乗り方がまずわからない。

自由席だから自由でいいのか?って思いながら

視線を感じて振り返ると

モスグリーンのパリッパリのワイシャツを着た

30半ばのインド人。

チケットを見せて

このホームであってるかと確認し

同じ列車かと聞くと

「イエス」と言う。

よし!このおっちゃんについて行こうと思って

安心していると30分くらい遅れて

列車がホームに入ってくる。

するとさっきのモスグリーンのおっちゃんが

「カモン」と言って手招きする。

「おっ」って思ってついて行くと

列車の中はぎゅうぎゅうで

とてもじゃないけど座れそうもない。

アーグラーまで3時間ほど

インドの列車は遅れるから

4、5時間は立ちっぱなのかと思うと

なんだかやるせなくなる

モスグリーンに呼ばれ行ってみると

なんとそのモスグリーンが私の席を確保してくれた。

一期一会の出会いの中で

いつも親切にしてもらうばかりで

申し訳なくなってくる

3人がけの座席に

詰めて5人は座るから

身動き一つとれやしない。

生暖かい空気と

列車の揺れが眠気を誘う。

モスグリーンのおっちゃんは

「僕の肩をつかって眠ればいい」と言う。

さすがにそこまでできないや‥と思ったけど

いつのまにかもたれかかって爆睡してしまう

おっちゃんが肩を叩くんで起きると

どうやら彼の降りる駅に着いたらしい。

グワリオールという駅で

旅行者にはおよそ関係のない町らしい。

手を振って別れて地図を見ると

アーグラーまではあと半分くらいまで来たらしい。



たいして遅れもせずに

列車はアーグラーへと到着。

水を持たずに列車に乗ったので

ノドがからっからだった私は

駅に群がるリキシャマンを全シカトし

商店に入って水を即購入、一気に飲む。

すぐジョードプルに行こうと思っていたので

バス・パークの近くの宿に行こうとして

サイクルリクシャーを捕まえて

宿の名前を言う。

けっこうなじいちゃんで

棒みたいな足で力強くリクシャーを漕ぐ。

彼が着いたと言った場所に

宿なんか一つもなく

どうやらバス・パークにつれてこられたらしい。

このじいちゃんは英語もよくわからなかったらしく

別のインド人に間に入ってもらって

目的の宿にようやく到着。

だけど残念なことにフル。

近くにはゲストハウスらしきものは見当たらない

じいちゃんがおすすめの宿に連れて行ってやると言うので

試しに行ってみようと思い

リクシャーに乗り込みじいちゃんが漕ぎ始める。

すると後ろから

「サヤ」と呼ばれる。

振り向くと

なんとカトマンズで毎日話をしていた宝石屋のインド人、ラビだった。

なんて偶然

そういえばラビは実家はアーグラーだと行っていた。

じいちゃんにリキシャーを停めてもらって

ラビに「おすすめのゲストハウスない?」と聞く。

「この時期は安いゲストハウスはどこもフルだ。

君さえ良ければうちに泊まればいい」って言う。

私は「家には家族がいるの?」って聞くと

「家には6人の兄弟と4人の姉妹がいる。

中には結婚していて子供もたくさんいる。

君は妹の部屋で寝ればいい」って言う。

正直ワクワクしてしょうがなかった。

けっこうさんざんな目に合ってきたけれど

この偶然が危険なわけがないと思った。

ラビがリクシャーに乗り込んできて

彼のうちに向かう。

「なんでアーグラーにいるの?」と聞くと

「仕事で用事があったんだ」と言う。

本当にすごい偶然。

いくら再会する旅行者が多いといっても

こんな偶然はなかなかないんじゃないか?


地図には全く載っていないエリア。

インド人でにぎわっていて

今まで行った中でも一番インドの匂いがする。

ワクワクが止まらない。

だってコレ「1人ウルルン」じゃん

ラビの家は3階建でけっこう広い家だった。

連れてきてきれたじいちゃんは

10ドルと言っておもいっきりぼったくってくる。

ラビがヒンディーで交渉してくれて2ドルで手を打つ。

じいちゃんはあまり納得してなかったみたいだけど

あんなにぼったくってくる

かわい気のない人間は

あまり好きじゃないと思った。


3階のリビングらしい部屋に行くと

ラビの家族が笑顔で出迎えてくれる。

突然の外人の来客にもいやな顔一つせず

自分が座っていたソファーを譲ってくれる。

男性陣は英語がわかるらしく

会話をするけれど

女性陣はやっぱり微妙らしい。

ターリーをみんなで食べる。

食べ終わってお腹いっぱいだぁーと思っていると

お皿にチャパティーを乗っけてくる。

「フル、フル」って言うけれど

ラビがにっこり笑って

「ノープロブレム」って言う。

ギリギリまで詰め込んだけど

結局少し残してしまった。


するとラビが「カモン」と言うのでついて行くと

隣の家に通されて

ここはラビのお兄ちゃんの家だと言う。

奥さんはスタイル抜群の勝ち気そうな美人で

色気がムンムンだった。

そしてちっこい子供が

人見知りせずにおもいっきりなついてくる。


仲良し1



ヒンディーでペラペラしゃべってくるけれど

何を言ってるかがまったくわからない。

とりあえず脇腹あたりをくすぐると

ものすごく楽しそうに笑う。

そして私の行くとこ行くとこについて来て

ラビの妹が開けてくれた今日の寝床に横になると

その子もいっしょに入ってきちゃう

おかーさんが迎えに来て

連れられて帰っていく。

子供になつかれるのも悪くないなぁって思う。

こんな展開は本やドラマの中だけで

自分の人生で起こるわけないと思ってた。

隣からはラビの妹2人の寝息が聞こえてくる。

やっぱり旅は何が起こるかわからない。

良いことも良くないことも含めて

それがすべて思い出になるんだと‥

しようと思ってもなかなかできることではないから

今ここにいる自分のことがなかなか信じられなかった。


オルチャへ

Category : 2008 India
朝7:00に起きて荷物をまとめチェックアウト

朝のカジュラホーはさらに静かで

昨日の騒がしさがウソのようだった。

バス・ステーションに行き

昨日の兄ちゃんがチャイをくれたので

話しながらバスの時間を待つ。

するとオルチャへ行くと言うアルゼンチンの夫婦が登場。

西洋人の笑顔はなぜだかとても優しくてほっとする。

バスが出発し、のどかな車窓の景色を眺める。

私の後ろの席には

インド人の夫婦が座っていて

奥さんがものすごくきれい。

その女性の写真を撮りたかったのだけど

拒否られたから旦那を撮らせてもらった。


バスの中2


いい人オーラがあふれているから

とてもキレイな嫁をもらってても

全然不思議に感じなかった。

隣にはマレーシア人の男子が座っていて

このままアーグラーへ行くらしい。

韓国、中国人以外のアジアの旅行者に

初めて会ったんで少しテンション高く話してしまった。


1回目の休憩らしくバスが止まり

外で一服していると

男の子が二人話しかけてくる。

ありきたりな会話をし

バスの中に戻るけど

一緒に入ってきて

ポケットから何かを取り出し見せてくる。


バスの中1



のぞいて見ると

インド版 i pod

インドの音楽を聞かせてくれて

私の声を録音して遊んでいる。

バスがエンジンをかけると

その2人は降りて行って

窓の外から手を振ってくれた。


今日はポカポカ陽気で

爆睡しそうなのを必死にこらえる。

途中の交差点でドライバーが

「オルチャ、オルチャ」と連呼する。

あわてて降りようとすると

道中話した周りのみんなが

「byebye」と言ってくれる。


バスから降り、手を振って見送ると

アルゼンチーナの奥さんが

「リクシャーをシェアしよう」と言ってくれた。

ここではたくさんのリキシャマンがたまっていて

一律でオルチャまで100ルピーと言う。

奥さんが交渉しても90ルピーにしかならない。

でもこれはしょうがないと思った。

だってバスとかそんなの全然通らないし

おそらく歩いて行ける距離でもないんだろう。

足元を見られるとはこーゆうことで

ワリカンで一人30ルピーなら悪くないと思った。

3人で乗り込み少し走ると

遠くに城が見えてくる。

今までで一番「異国に来た」って感じがする町並み。

城と町が共存している感じ。


リクシャの中からの景色



ツーリストオフィスに到着し

アルゼンチーナの夫婦はすぐ観光して

今日の夜にはジャン・シーへ行くらしい。

(オルチャに最も近い鉄道駅)

奥さんが一人で中へ入って行き

私は1泊するつもりだったので

リクシャーを降りてお金を出そうとすると

旦那さんが手を前に出し制する。

「NO problem」

インド人のノープロブレムはうさんくさいけれど

西洋人はやはり真摯な気持ちが伝わってくる。

やっぱりジェントルマンだなぁ・・・って思った。

この夫婦と別れ

私は今晩の宿を探す。

一軒一軒あたるけれど

シングルはどこもフル。

ダブルルームで300ルピー。

ドミトリーもなかなかない。

最後に行った宿で

ドミトリーと言って通された部屋は

ベッドは2つ、部屋の中にトイレもシャワーもバスタブまである。

あきらかなツインルーム。

ここに200ルピーで泊めてくれると言うので

ドミトリー希望の他の旅行者が来ないことを祈りつつ

宿泊を決めた。


荷物を置いて町をうろつくも

メインストリートらしき道は閑散と・・


メインストリート2


とりあえずお腹が空いてたので

混んでる店を探そうとするけれど

旅行者なんて2~3人ほどしか見ないから

結局呼び込みしてたレストランに入る。

ここは座敷みたいになってて

けっこう居心地も良い。

店のおっちゃんに

「ラッシーはちゃんと冷えてる?」って聞くと

「もちろんさ」と答える。

焼きそばらしきものとアップルラッシーを頼んだ。


オルチャ飯


アップルラッシーは生暖かくて

やっぱこんなもんかぁーって思っていたら

さっき話したおっちゃんが来て

グラスを触って首をかしげて

別のグラスにガンガンに冷えたラッシーを持ってきてくれた。

インドのレストランのサービスはやはり低くて

「ここいい店」と思ったところは

ほとんどがオーナーは外国人らしかった。
(バラナシのシヴァカフェしかり・・)

インド人の店でこんなにサービス精神旺盛な店があるんだって驚いた。


食べ終わって地図を見て

この村はほんとに狭いみたいで

道も入り組んでなさそうだった。


店を出てブラブラしてると

露店のおっちゃんに話しかけられる。


ヘナの粉


今日は天気が良いから

こんな原色も映えるんだろう。

こんな彩り豊かな色は

インドみたいなギラギラした国じゃないと似合わない。

おっちゃんは手にスタンプを押してくれてヘナだと言う。


1日ヘナ


少し話をしていると

おっちゃんの知り合いやら家族やらがぞろぞろ集まりだして

またしても撮影会になった。


家族写真


オルチャはあまり日本人は来ないらしく

私は当たり前のように韓国人と間違えられた。

いたるところにハングルの看板がある。


太陽が傾き始めて

ツーリストオフィスに行って

ジャン・シーからの列車の様子を聞こうと思って城に向かう。

ツーリストオフィスは城の近くの高級ホテル内にあって

行く途中、リクシャーで一緒だった

アルゼンチーナに偶然会って手を振りあう。

城に近づくにつれて興奮が増してくる。


夕陽を受ける城


赤茶色の土でできた城なのか

夕陽の具合で昼間見た時と違う色をする。

ちょっとした坂道を登っていると

たくさんのヤギがいる。

ヤギ


ホテルの目の前に着くと空が赤く染まりだしてたので

夕焼けをちゃんと見ようと

外にいたインド人に

「階段を登って上に行っていいか?」と聞く。

こころよくOK

とてもキレイでうっとりする。


夕焼け2


遠くにも城があって

それとベストマッチしていて

どこの夕焼けよりも幻想的だった。

インドじゃないまた別の国にいるみたい。

近くにいた西洋人女性と顔を見合せて

「very nice」と話す。

この夕焼けを

あのイケメンと一緒に見たかった。


ホテルの中に入り

およそ私とは縁のないような内装に気まずさを感じながらも

フロントに行ってジャン・シーからアーグラーへの列車について尋ねる。


ホテルの中



ところがここのおっちゃんは

その質問には適当にしか答えず「カモン」と言う。

いったん外に出て

軽く城を案内してくれるけれど

正直暗くなる前に帰りたかったので

「戻る」と促す。

すると彼は

「君はラッキーガールだ、今日はここのレストランで

ダンスのショーがある。

ご馳走するから一緒に食事をしよう」と言う。

私は「今日ここに到着したばかりで疲れているのでごめんなさい」と言うと

「僕の部屋で眠ればいい、ノープロブレム」

インド人のノープロブレムは

時々全く意味がわからない。

問題ありすぎじゃん。


コーラをもらったので

それを飲みながら

太陽が沈みきった暗い道を歩く。

オルチャは治安があまりよろしくないと

聞いているので競歩で歩く。

暗くなる前に宿に戻ろうと思っていても

結局いつもこうやって遅くなってしまう。

部屋に戻って

ベッドに身を投げて

ヒマだといろいろと考えてしまうから

明日アーグラーへ向けて出発しよう。

そしてせっかくだからタージマハルを見て

そのあとラジャスタンへと向かってしまおう。

インド入ってから

そんな先の計画までしたのは初めてで

やっぱりあのイケメンの存在が大きかったんだと気付く。

なるべく考えないように

目をつむっていると

昨日一睡もできなかった反動が来て

電気も消さずに眠ってしまったらしい。




カジュラホーラスト

Category : 2008 India
今日はカジュラホーのシヴァのお祭りだと聞いていたので

早く起きてこの町のメインのエロ遺跡を見に行く。

この日はいつもよりも人がすごくて

遺跡にも長蛇の列。


メイン1


あらゆるところに人がたくさんいて

いつものカジュラホーののどかな雰囲気は一遍していた。

メインのエロ遺跡には

旅行者だけではなくて

たくさんのインド人もいた。

遺跡が5~6コくらいあって

広い公園みたいになっている。


メイン4



メイン2



メイン3


遺跡のレリーフはやりたい放題で

これが世界遺産に登録されてしまうのに

とても違和感を覚えてしまう。

ぼーっと眺めていると

となりにはインド人の家族がいて

子供はやっと一人で歩けるようになったくらい小さい。

こんな小さいうちから

こーゆう遺跡が身近にあって

しょっちゅう見てたら

そりゃあ下ネタばかりになるだろうなぁ・・・なんて

ヘンに納得してしまった。


遺跡を一回りして

オルチャへ向かうバスの時間やら料金やらを調べようと

バス・ステーションに向かう。

その通りもいつもと違って

日本のお祭りみたいに

食べ物の屋台やらゲームの屋台やらであふれ返っていた。

バス・ステーションの売店の兄ちゃんがいいヤツで

コーラをガブ飲みしながらしゃべる。

すると宿でよく話している

カンというインド人が登場!

「なんでこんなとこにいるの?」ってびっくりした。

「宿に送ってやる」と言うけれど

私は両替したかったんで

「銀行どこ?」って聞くと

「連れってってやるから乗れ」と言う。

面倒くさかったからお願いして

銀行に行くも

今日はお祭りだから休みらしい。

カンが知っている両替屋に連れっていってもらって

無事両替完了。そんなにレートも悪くなかった。

・・・でヘナをしたいと思っていたので

カンに聞くと

「いい店がある」と言う。

「いくら?」と聞くと

「君の自由だ」と言う。

それが一番困るんだよ・・・と思いながら

つれていってもらうと

そこは村の中心部からはけっこう離れていて

なんと彼の家だった。


カンの家


カラフルでオシャレな部屋に通されて

カンの妹が入ってくる。

どうやら彼女がやってくれるらしい。

私のネイルに気付き

「GOOD」と言う。

私は黒のベースにアナ・スイのラメを

爪の先端に散らばせていたのだけど

それに食い付く。

なにかの本で読んだ

「インド人女子と絡むにはマニキュアがいい道具」

ほんとだったんだと思った。

足にしてもらい

彼女に手をひかれ

手にもしてもらう。

ヘナ


その間カンはとなりでチャパティやら何やら

食事をしていて

食べ終わると「ケータイを見せろ」と言って

見せると

ストラップについていた「まりもっこり」を

ちゃっかりはずして自分のケータイにつけ始める。

「それ友達からもらったんだけど・・・」と思ったけれど

なんか当然のようにつけているから

口出せなかった


そしてカンが「マウンテンへ行こう」と言うので

人ごみが苦手な私は行くことにした。

そういえばここのインド人は

ナンパしてくるときに

「マウンテン」か「ウォーターフォール」に行こうと誘ってくる。

そういえば誰かしらに

毎日言われていたなぁ・・と気付くと

なんだかおかしくなる。


田舎


バイクで30分くらいで

小高い山に到着。

なんともない景色だけれど

高いところで風を受けると

とても気持ちが良い。

町に戻ってもらい

近道なのか知らない道を通っていると

遠くに観覧車らしきものが見える。

カンに「何?」って聞くと

彼はその方向に向かってバイクを走らせてくれる。


遊園地


小さな遊園地みたいなところで

遊具は3つほどしかないんだけれど

こんなド田舎の村に

遊園地なんかあるんだ!と思う。

ってゆーかインドにも遊園地なんかあるんだっていう

驚きが隠せない。

その遊園地をうろうろバイクで流してもらい

いったんカンと別れて

ネット屋に行く。

もちろんメールチェック。

日本からのメールではなくて

もちろんあのイケメンからのメールが来てるかどうか・・・

メールは来てなくて

なんだか少しヘコむ。

彼は今日までバラナシにいると言っていた。

それでも少し前にメールくらいくれてもいいじゃん。って思った。

私だけが浮かれていたんだって

なんだか切ない気持ちになってくる。


宿に戻り

屋上から夕焼けを眺める。


夕焼け2


今日の夕焼けはなんだか

不思議な色で

また少し泣きそうになる。

恋愛なんか理不尽で

たった3回しか会ったことのない

正直どんな人なのかもまだ知らない。

そんな人にどうしてここまで執着してしまうんだろう?

ただ久しぶりだった。

久しぶりに自分からトキめいてしまったもんだから

いつもよりも熱くなるのが早かったのかもしれない。

自分からなんとかしたいと思ったのなんて

実に5年ぶりだった。

その間にももちろん彼氏がいたこともあったし

ちゃんとその彼のことは好きだった。

別れたときはもちろん悲しかった。

でも自分から動こうとは思わなかった。

心をわし掴みされるのなんて

一言三言話せば十分で

そんな人とはめったに出会えない。

正直私は19のときに

そんな風に人を好きになって

みごとにフラれた。

彼にはちゃんと彼女がいて

私と付き合ってくれるわけがないことは十分承知だった。

それでも結果なんて関係なく

「好きだ」という気持ちを抑えられなくて

笑顔を見てると「まいった、君には負けたよ」って気持ちになって

吐き出すように告白してしまった。

24になった今、そんな恋愛は

それ以来していなくて

余裕がないと怖かった。

それ以上にそこまでハマる相手とも出会わなかった。

「君には負けたよ」なんて自分が下出にでる恋愛なんて

したくなかった。

でも今はこう思う。

「恋愛とは・・・愛とは負けてやることだ」って。

本当に好きな人だったら

負けてても悔しくなんかない。

むしろそんな自分に酔いしれてしまう。

それが十分心地よい。

盲目だろうとアホだろうと

幸せな気持ちを持ったことに価値がある。

イケメンの彼はそんな気持ちを思い出させてくれたんだと思う。

いくつになっても

きっとこんな風に人を好きになることはあるんだと

それがわかっただけでも

ありがたいじゃんか。


そんなことを考えていると

カンが来て「外でパレードをやってるぞ」と言うので

メインストリートへ行く。


シヴァお祭り1


遠くからはガンガン音楽が聞こえて来てて

道行く人もハイテンション

カンの友達が来てパレードも終わったので

宿へ戻り、屋上で3人で話す。

いつのまにか友達一人がいなくなり

カンの話が下ネタになる。

足をさすり始めて

「NO」と言っても全然止めない。

立ち上がるとおもいっきり手をひかれて

バランスを崩し倒れこむと

カンがマウントをとってくる。

「ヤバイ」と思って必死に抵抗するけれど

インド人男子の力には到底勝てない。。。

途中で戻ってきたカンの友達には

「no problem」と言われる

「いやいや、問題大アリでしょう?」って思っても

声なんか出ない。

宿の屋上で

こんなのってアリなの???って思いながら

あきらめず抵抗していたら

一人のフランス人が屋上にやってきて

私を助け出してくれた。

ここの宿は1階と屋上に

共同トイレとシャワーがあって

そのフランス人はたまたまトイレに来たらしい。

ほんとに助かった。

この人がいなかったら絶対ヤられてた。

部屋まで送ってもらい

ベッドに横になるけれど

なんだか寝付けない。。。

もう少しあのイケメンのメールをここで待っているつもりだった。

オルチャへ行ってもネット屋があるかわからないし

一緒にオルチャへ行くなら

カジュラホーで連絡を待つのが得策だと思っていたから。

でも一刻も早くこの町から抜け出そうと思った。

こんなことがあって

いくら私でも

平気で笑っていられるはずがない。

違う土地へ行って

心機一転しなくては。。。と思った。

不思議と怖さはなく

ただ現実をつきつけられた気がした。

旅には楽しいことばかりじゃなくて

キツイこともあるんだよ。って。

あんなサランコットの下ネタなんて

今となっては大したことなかったと思った。

とりあえず運がよかった。

あのフランス人が来なかったら間違いなく危なかった。

私には運が味方してくれていると思った。

「気をつける」と言っても何に気をつければいいんだろう。

結局は出会う人がどんな人かという問題だけな気がする。

現地の人と話さなければおもしろくないし

シカトしてばかりだと

全然おもしろくなくなっちゃう。

強くならなければ・・・と思った。

何があっても

その日ぐっすり眠れるくらい

強靭な体と心を持ちたいと思った。

この日は一睡もできなかった。




悪いヤツばかりではない

Category : 2008 India
インドは日に日に暑くなってきて

夜も半そで1枚で十分だった。

私が泊まっている部屋は

窓もなければファンもない。

失敗したけれどいまさら宿を変えるのもめんどうくさかった。

オーストラリアンに会って2人でチャイを飲む。

ゴールドコーストの近くに住んでいる

名前はエミリーと言って28歳、学校の先生らしい。

するとスニールが彼女を迎えに来て

2人でどこかへ行ってしまった。


この前交換してもらった本を読み終えてしまったので

調子に乗ってまた交換してもらいに行くと

ここのおっちゃんはまたしても快く受け入れてくれ

ビスケットとチャイをくれる。

ヒンディー語を教えてもらい

店を出て

またうろうろしていると

スーパーマリオにつかまる。

こいつは今日は疲れているらしく

あまり話しかけてこない。

だったら呼ばなきゃいーのにって思っていたら

アイスを2本買ってきてくれた。

1本でいいよと言っても

無理やり食べさせられる。

そしてローカルな感じの食べ物も


食べ物2


これがめちゃくちゃ辛くてまいった。

昨日と同じく手紙をどっさり出してきて

「読めないから読んでくれ」というから

朗読してあげるけど

「ここにいいことが書いてある」と言うから

読めてんじゃん!って思って

何がしたいか意味がよくわからない。。。

タバコもお茶もどんどん出してくるけど

単純な好奇心からだけの行動だとしたらある意味すごい

そういえばカジュラホーに来て

自分でお金を払ってご飯たべたのは

あの口に合わなかったレストランだけだな・・・って思う。

この村では行くとこ行くとこでチャイやお菓子やスナックをくれるから

それで充分おなかいっぱいになってしまう。

バブルのいとこ(スニールではない)に会い

コイツは下心なんてなさそうだから少し話していると

また店に行くことになった。

バブルとスニールがいないことを確認して

話していると

トランプを出してきてゲームを始める。

インドのゲームはなかなかルールがよくわからないから

今度は私がスピードを教えてあげた。

超・盛り上がりました。


するとエミリーとスニールが帰ってきて

私が帰ろうとするとエミリーが「一緒にお酒を飲みましょう」なんて言うもんだから

少し飲むことにした。

するとエミリーが「ガキ使」の板尾の嫁並に

踊りだすから一人で大爆笑!!


ダンス


ウィスキーも手伝ってなんだかハイになってしまった


途中でバブルも帰ってきて

彼はお酒が弱いのかすぐ酔っ払ってしまって

同じようにすぐハイになる。

「子供を産んだ女はダメだ」とか
(バブルには2,3人のかわいいこどもがいる、もちろん奥さんも)

「奥さんが寝たあと一人でエロビデオを見てる」だとか

なんだかここまで来るとおもしろくなってくる。

私は下ネタが別に嫌いなわけじゃなくて

その対象に自分がなるのが嫌なだけだ。

バブルが私に耳打ちしようとして

何を言うんだろうってかまえていたら

「スニールとエミリーは毎晩一緒に寝てる」って。

えー、本当に?って思うけど

確かに2人でどっか行ってたしなぁ・・・

「僕が気に入ったんじゃなくてスニールのことが気に入ったんだ。」って

かなり残念そうに言う。

ま・・・私には正直関係ないお話だし・・・

ってゆうかあまりかかわりたくないと思った私は

とっとと店を出て

今日はあまり飲んでなかったので

ネット屋に行ってメールをチェックするけれど

イケメンからのメールはなし。。。

やっぱりそんなにうまくはいかないかぁ・・って思った。

すると隣に日本人女子がいて

私と同じサヤカちゃんという名前だった。

彼女は驚くことに

インド人の彼氏ができたと話す。

デリーからインドに入って

アーグラー経由でカジュラホー、他にも行こうとしてた場所はあったんだけど

ここで彼氏ができてしまったから

たぶんずっとここにいるだろうと言う。

「インド人ってすごい優しいんだよー、

寝るときずっと抱きしめててくれるの」

って言うけれど

こんな暑い中、一晩中なつかれてもなぁ・・・

って思ってしまうあたり、私は少し枯れてるんだろう。

彼氏を見せてくれるというので

興味があった私はついていくことにした。

するとその彼氏は日本語ペラペラのインド人。

「大丈夫かなぁ・・」って思ったけれど

恋してる女に何言ってもダメだからね。
(私も含めて

ここではビールを飲んでいたので

少しもらって話していると

もうすでに夜中12:00近く

一足お先に席をはずし

宿までの道を歩いていると

おかしなインド人に話しかけられる。

不安な気持ちもなくはないから

早歩きでシカトしていると

とおくから大声で叫ばれる。

するとインド人の女性で

隣には小学生くらいの男の子。

お母さんはヒンディーでまくしててくるけれど

何を言ってるかがさっぱりわからない。

男の子が英語で通訳してくれて

「女の子がこんな遅くまで一人でいちゃだめじゃない」と言ってるらしい。

確かにそうだ(笑)

このお母さんは何の関係もない私のために

心配して怒ってくれたんだ。

「宿はどこなの?」と聞かれ

もうすぐ目の前で歩いても3分くらいのとこだったんだけど

この親子は宿の前まで送ってくれた。

心からのお礼を言って手を振って別れる。

たぶん実年齢よりも若く見られているんだろうけれど

人の優しさに触れると

なんだか心があったかくなってくる。



居心地

Category : 2008 India
なんだかカジュラホーはあまり居心地がよろしくない



朝起きて水やらビスケットやら何かしら買いに行こうとするのだけど

すでにいつも行く場所は決まっていた。

ここは商店が3つ並んでいて

はじめは私の取り合いになったんだけど

選ぶのも面倒くさいから

一番私よりの店で買ったら

軽く凍った水を出してくれた。

ここのおっちゃんは調子乗りで

タバコを買うなら「コレ30ルピーで買えるの知ってるんだよ」と言うと

「OK」と言ってその値段で売ってくれる。

私が隣の商店で水を買おうとすると

「8ルピーで売ってやる」と横から入ってくる。

そしてガンガンに冷やした水を用意している。

調子がいい人はなぜか憎めない。

世界共通だと思う。

ここの店のおっちゃんは

けっこうな年だし

必要以上に近づいて来ないし・・・

その場で開けてごくごく飲むと

店のおっちゃんがイスを出し

「座れ」と促す。

おっちゃんが「君は結婚していないのか?」と聞いてきて

私が「してないよ。あまりしたいと思わない」と言うと

とってもビックリした様子で「なぜだ?」と聞いてくる。

「じゃあなんで結婚したがるの?」って聞くと

何をあたりまえのことを言っているんだと言う風な顔をして

「そりゃあ仕事ががんばれるからだ」って。

目からウロコだ。

結婚ってきっと本来そーゆうもんなんだよな・・・

私はけっこう前から結婚したがる男子に疑問を抱いていた。

女子がしたがるならともかく

男子は絶対に結婚なんてしないほうがいいと思っているからだ。

よほどの愛情がないと

自分の稼いだお金で人を養えないだろう。

そして結婚している人はたくさんいるけれど

その中でどれだけ今でもお互い大事に思い合っている人がいるんだろう。

そんなところが疑問だったから。

それでもあたりまえの様にそんなことを聞いてしまうと

「結婚」という2文字がステキなことのように思えてくる。

自分の好きな人が

疲れて家に帰ってきて

それで私の顔を見てそんな気持ちになってくれたら

最高に幸せなこと。

理想論ではあるんだろうけど

結婚に必要なものなんて基本は愛情だけなのかもしれないって・・・

その他の問題はお互いの努力次第でなんとかなるものかもしれない。

そうであってほしいなぁ・・・思う。



そして特にすることもなかったので

座って周囲を眺めていると

おもしろいくらいにインド人が寄ってくる。

しかも全員下ネタばっか・・・

あるインド人はいきなり

「今日一緒に寝よう」と言う。

あるインド人は「セックスしよう」と言う。

あるインド人は

「僕は旅行者にとてもモテる。

僕は来てる服もオシャレだし、いいバイクに乗っている。

顔もかっこいい。」

とぬけぬけと言う。

私はそんなふうに思わなかったんで

気のないそぶりを見せていると

少しイラッとした顔になる。

女を口説きたいんだったら

もっとうまくやんなきゃダメなんだよ

ある意味バラナシのインド人よりタチが悪い・・・・

初日のスニールに服の中に手をいれられたこともあって

バブルのとこには行きたくなかった。

でも村を散策しようとするときに

かならずその店の前を通るのだ。

スニールがいない時にバブルに呼ばれ

中に入るとこの前のオーストラリアンの女子のほうがいて

話して見ると

彼氏は先にバラナシに行ってしまったらしい。

彼女一人でカジュラホーに残ったらしい。

そんなに気に入ったんだぁって単純に思った。

そして彼女が帰るとバブルは

「彼女は僕が気に入ったんだ。」としか言わない。

「僕にはたくさんのガールフレンドがいる」と言って写真を見せてくる。

確かにいろんな国の女性と写っている写真がたくさんあった。

「人生は楽しまなきゃ損だ、そうだろう?」

「インドの男も試したほうがいい」

このへんでおかしいぞ・・・と思い始めた。

私は「日本に彼氏がいるから

そんなことには興味がない」と言うと

なんてもったいないというようなことを言う。

挙句の果てには「スニールはダメか?」と言う。

お話にならない・・・と思った。

ケーゴくんたちから聞いた話と全然違う。

私が女だからなのか・・・

二人に話を聞いた時にとても楽しそうだと思った。

多分、バブルたちは同じことをしてくれているのだと思う。

でも私をそうゆう対象に見てると思うと

やっぱりこれ以上絡むのは危険だ。


すぐに店を出て村をフラフラするけれど

この村は本当に一人にしてくれなくて困る。

成人男子だけではなくて

女の人から小さな子供まで

無邪気さなんてひとつもなくて

成人男子はセックスのことだけで

女こどもはなにかをねだってくる。

そうゆう意味では純真なのか?とも思うけれど

正直かんべんしてくれ・・・と思った。

シカトしてもずっとついてくるから

「日本語の本が置いてある場所知らないか?」と聞くと

小さなアクセサリー屋に連れて行かれた。

でもそこは閉まっていて

案内してくれたインド人も「運が悪かった」と言う。

近くにいた子供がかわいかったので

遊びながら待っていると

店主らしきヒゲのインド人が現れた。

中に入ってみると

日本語の本がたくさんあって

物は試しだと思い、バッグの中の自分の本を出し

「コレと交換してくれ」と言うと

快く受け入れてくれた。

そしてチャイとビスケットを出してくれ

「僕は東京に行ったことがある」と言う。

写真も出してきて

ばっちり品川駅で撮っている写真があった。

友達だと言う日本人家族と写っている写真もあった。

こいつの言っていることはどうやら本当らしい。

けっこうなおじさんなのに

「ウォーターフォールに行こう」としきりに誘ってくる。

「普通は100ルピーかかるけど

僕と行けば君はフリーだ」と言う。

でもそこまで滝を見に行きたいわけではないし

もう夕方近かったんで断る。


そして家に帰る途中に遠くから

「まつざきしげるー」と叫ぶインド人。

そしてその隣の店から

少しめんどくさそうなおっちゃんが出てくる。

「僕の名前はスーパーマリオ」と言って

「何も買わなくていいからお茶でも飲んで行け」と言う。

宿に帰ってもヒマだからと思い

中に入ってみる。

彼はラダックのほうの出身らしく

カシュミールティーを出してくれた。

そして次から次へとお菓子を持ってくる。

「僕にはたくさん友達がいる」と言って

手紙やら写真やらをどっさり出してくる。

確かに真実味はあって

日本人からの手紙にはいいことしか書いてなかった。

お客さんで入ってくる西洋人にも

「僕の名前はスーパーマリオ、たくさんの友達がいる」

って大きな声で宣伝する。

いや、それ西洋人に行っても伝わらないでしょ。

日本人は振り向くかもしれないけどさぁ・・・


外も薄暗くなってきたんでしつこいスーパーマリオから

逃げるように店を出て

バブルたちからも話しかけられるけど

振り切って宿に戻った。

屋上にいると

カンというインド人が話しかけてくる。

コイツは前の彼氏に雰囲気が似てて

なんだか話してて懐かしくなった。

それにしてもインド人に雰囲気が似てる日本人男子ってどうなんだろう?

モトカレも変わったやつだったけど

そいつに惚れてた私も相当変わってんだろうなぁ・・・って思った。

「もう遺跡には行ったか?」と聞かれ

「明日行こうと思ってるよ」と言うと

「5日はフェスティバルだからタダだ、明日行くのはバカげている」と言う。

確かにそうだ。

屋上からのキレイな夕焼けに

なんだかいろんなことを思い出す。


1夕焼け


カジュラホーではなんだかいろいろありすぎて

一人でセンチメンタルな気分にひたるヒマもなかった。

私は少なくとも5日まではカジュラホーにいる予定だから

その日に遺跡を見に行こう。

あのイケメンも5日まではバラナシにいると言っていたし

ネットで見たあの美しい夕焼けを

彼と見れたらどんなに幸せだろうかと思った。

そんな楽しみがなければ

カジュラホーの下ネタになんか到底勝てない気がした。





危険察知

Category : 2008 India
朝起きてお腹がめちゃくちゃ空いていることに気付く。

そういえば昨日は何も食べていない。

とりあえず朝食をとろうと思い

メインストリートをブラブラする。

ローカルな感じの食堂しか見当たらなくて

体調のよろしくない私は

バラナシでいつも行っていたシヴァのようなカフェを探す。

ここは観光地なんだけど

やっぱりバラナシよりは旅行者も少なくて

なかなかいいお店がみつからない。

疲れてきたのであるレストランに入るけど

シヴァよりも格段に高い!

それでもとりあえず朝食セットをオーダーするも

出てきたご飯はめちゃくちゃ不味い

半分以上残して宿に戻ろうと歩いていると

バブルの店のスタッフに捕まる。

彼はスニールと言って

バブルの親戚らしい。

チャイをくれてタバコがなかったことに気付き

買いに行こうとすると

「君が買うと高くなるから僕が行く」と言う。

いつも吸っていたタバコは私が買っていた額の

半分の料金で買えるらしい。

バブルが帰ってきて

ケーゴくんたちから手紙を渡されていたのを思い出した。

それを渡すけれど

どうやら英語はしゃべれても読むことができないらしい。

読んでくれというので

読み上げるけれど

私の紹介のところを読むのは気恥ずかしかった。。。



スニールがランチをご馳走してくれるというので

バイクの後ろに乗り、彼の家へ向かう。

バイクで10分ほどの家で

中には両親と兄弟、弟たちがいて

皆笑顔で迎えてくれた。

ターリーを出してもらい食べ始めるけれど

量が多すぎて食べきれない


ダルバート


そして郊外にある遺跡までつれていってくれると言うので

再びバイクにまたがり向かう。


郊外の遺跡1


このあたりはド田舎で

まわりには誰もいない。

まぁ、遺跡に人がいすぎるのも

好きではないのでゆっくり見る。

この村は本当に田舎で

少し離れると人はおろか建物すらない。


郊外の遺跡3


再びバブルの店に戻り

まったりしていると

オーストラリア人のカップルが買い物に来る。

彼女もこの店の服が気に入ったらしく

バブルたちと話しながら物色。

カップルが帰ったので私もそろそろ・・・と思って立ち上がると

「今日は酒を飲もう」と言う。

酒が大好きな私が断る理由はなかった。

思えばインドに入ってから

全く飲んでいない。

スニールがお腹にウィスキーの瓶を隠して持ってきて

ピーナッツをつまみに酒を飲む。

インドの酒は強いのか

私はすぐにふわふわしてきた。

もうだめだ・・・ってなって「帰る」と言うと

スニールが送ってくれると言う。

「せっかくだから星を見に行こう」と。

少し夜風に吹かれたかったので

私はそれをOKした。

今日行った遺跡ほどの距離で

空を見上げると満天の星空。

こんなの見たのは生まれて初めてで

言葉なんて出なかった。

するとスニールがTシャツの中に手を入れ始めたので

少し怒って手を振り払う。

「sorry」と言うけれど

これ以上、一緒にいるのはヤバイと思って

ぶっきらぼうに「帰る」と言うと

素直に宿まで送ってくれた。

宿に戻って

少し酔いがまわった頭で

「さっきのなんだったんだろう?」と考える。

とたんに吐き気を催して

屋上の共同トイレに駆け込み

すべてリバース

気持ち悪さが残ったまま

屋上でぼーっとする。

久しぶりに飲んだから

なんだか弱くなってる気がした。


about

SAYA

Author:SAYA
2011年、初夏
構想3年、世界一周へ旅立ちます


映画が好き
本が好き
夕焼けが好き
路地裏が好き
そして何より旅が好きな
スナフキンに憧れている女子のブログ。

serch
counter
ranking

アルファポリス エッセイ・ブログ大賞に
エントリーしました!
応援よろしくお願いします!!

ランキング参加してます★
ポチッとお願いしまーす!

FC2Blog Ranking


にほんブログ村 旅行ブログへ

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ

にほんブログ村 映画ブログへ

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

ブログランキング・にほんブログ村へ
new
comment
category
100旅
126人でつくった旅の本
好評につきシリーズ化しております!
100人100旅―126人でつくった旅の本100人100旅―126人でつくった旅の本
(2009/12)
100人100旅プロジェクト

商品詳細を見る

自分の旅の話は自分でしか語れない。
旅好きな126人のそれぞれの旅の話☆
twitter
つぶやいていただいてます!
ありがとうございます★
links
diary
trakback
mail
ご意見、ご感想
なんでもお気軽にメールください!

名前:
メール:
件名:
本文:

rss
QR code
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。