日々旅中

 ya6.gif  世界一周へ向けてホームページを作成しました。
 2011年7月出発予定
 西へ進みながら更新をしていく予定です。


 まだまだ完成とは言えないHPです。
 だって完成するのは旅が終わってからなんだもの!!
 出発まではこのブログをご覧ください!



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荒野へ

Category : Movie
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主人公のクリスは成績優秀で上流階級の家庭で育つ。

それでも自分の今まであった金も地位も名前すら捨てて

アラスカという荒野を目指す。

金も燃やして、車も捨てて

ひたすら歩き、時にはヒッチハイク、無賃乗車、川下りを経て

その過酷な旅路の中で様々な人と会う。

孤独に旅をしている彼にとっては

人との触れ合いにのみ愛を感じられたに違いない。

それでも彼は異様なまでにストイックにひたすら「荒野」を目指す。

何でアラスカなのか、何で目指すのか・・・

彼はそこで何がしたかったのか・・・



私は個人的に革製品のアトリエをやっているおじいちゃんが好き。

奥さんも子供もいなくなって一人で暮らしてる中

クリスと出会い、心を通わせる。

おじいちゃんはちゃんと社会に戻るようなことを促すけれど

クリスは言い放つ。

「自由とその素晴らしさは無視するには偉大すぎる。」


「人生の楽しみは人間関係だけじゃない。」

別れ際、そんなやんちゃなクリスを気に入り、

おじいちゃんは「養子にしたい」と申し出る。

クリスは「アラスカから戻ったら話そう」と言う。

おじいちゃんは涙目で「そうしよう」って言う。

おじいちゃんはクリスが自分の元へ戻って来ないなんてこと

理解していたに決まってる。

おじいちゃんもまた孤独だった。

孤独なもの同志が心を通わせて

ひとつの愛情が生まれる。

最後、彼はアラスカで餓死してしまうけれど

こんなはずではきっとなかったはず・・・

人生はやっぱり終わるものなんだと思った。

ようやくたどり着いたアラスカで

無念に余儀なく終わりを迎えた。

そして最後に気づくのだ。

「幸運が現実となるのは

それを誰かと分かち合ったときだ」
・・・って。

様々な出会いの中で

彼は考え、成長し、気づいた。

それでも彼はもういない。



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休日

Category : 日常つれづれ…
今日は休みで

友達と飲みに行こうという話になり

夕方6時に渋谷に行きました。

渋谷は久しぶりに来たけれど

相変わらずのすごい人ゴミ。

とりあえず店に入り、

ウダウダ話をしていて

カラオケに行こうと言うことになりました。

地元にいるときは大のカラオケ狂で知られていたワタクシ。

週に3回は行っててそれも必ずオールで8時間以上、

しかも一切酒なしだからね

まぁさすがにもうそんな元気はなくて

2時間ほどで切り上げたけれど

久しぶりに行ったら

またひしひしとカラオケへの熱が上がってきてしまったよう・・・

でもね、できることならオールはもうしたくはないし、

カラオケに行くひまもあまりない。

まだまだ自分を子供だと思っていたけれど

大人になったなぁ・・・って思った。

strawberry shortcakes

Category : Book
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ナナナンキリコの心理描写はかなり好き

現代女子(20代)はどこかしらで

登場人物と同じ気持ちを抱えているんじゃないかな・・・

泣きたいとか弱音を吐きたいだとか

必要とされたい、大事にされたい、

自分のプライドを守りたい、みつからない、

理由がほしい、愛したい、愛されたい。


そんな彼女たちを救ってくれるのは

やっぱり周りに存在する他人だったりするんだ。

そういう感情が生まれるのは

自分と他人を比べちゃうからなのに

救ってくれるのもやっぱり他人。

矛盾だらけだとも思うけれど

だから誰かに必要とされたりした場合

泣きたくなるほどうれしいんだと思う。



なにも苦しいことのないこんな簡単なはじまりでも

そのうちすごく好きになったりし合えるのかな

あの人はあたしを必要で

あたしはあの人が必要っていう

そんなふうになれるかな



チヒロのこの心理にはほんっと共感した。

昔はさぁ、片思いの段階で

切なかったり、ドキドキしたり

心の休まるヒマがなかった。

でも今は酒の酔いにまかせて

次の日には彼氏ができる。

それはそれで楽しいときもあるんだけれど

常にこんな感情がつきまとうことはいなめない・・・


かなしくってもうれしくっても痛くって

こんなことなら大嫌いになってしまいたいとさえ思う



片思いの辛いとこ・・・

一途なアキヨはとことんキクチを好き。

読む人によってはかなり怖いんじゃないかな・・・

それでも私にはとても、とても美しく見える。



目をつむってウカウカ歩いてたら 

転んで突然

野バラが香り立つ森につっぷしてしまったような

うつむいてウカウカ歩いてたら突然

天空から10トンのエメラルドが目の前に降ってきて

行くてをはばまれてしまったような

そんな恋がしたい



心底グッときて

心臓エグられて

息をするのさえ苦しいです。

おナカ減っても何も食べたくありません。

どうしよう、私やせちゃいます。

なんつってそのあとは

慣れちゃって男の前で眉毛抜いたりする現実が続くだけなんですけど

わかってるんだけど恋したいっすよねー



あたし「恋がしたい」んじゃなくて

恋をしてる相手に

「息も止まりそうなほどに強く抱き締めて」ほしかったんですよ!!!



サトコ編

上の3つの文章は

私は常日頃思っていること。

好きな人はほしい、そして抱きしめてほしい。

そうは思うけどさ、

やっぱ誰でもいいわけじゃないんだよね。。


はぁ。。。恋したい★


懐かしい

Category : 日常つれづれ…
職場の女のコがタイに旅行に行ってきて

お土産だと言ってお菓子をくれました

タイやカンボジアに行ったときに

私もよく食べていた

もろココナッツのクッキー。

めちゃくちゃ繊維質で独特な味なんだけど

とても懐かしくて

やっぱり私も海外行きたいッ


って思いました

不良マンガ

Category : Movie
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ドロップ


見てきました

マンガを読んでて

けっこうおもしろかったし

私は昔から不良マンガが大好き

久しぶりに笑える映画を見た感じ。

マンガや本から映画になると

大抵期待ハズレで終わるけど

ドロップに関しては映画のほうが断然おもしろかった。

会話の感じやところどころに入る小ネタに

友達と2人で爆笑してました

水嶋ヒロは好青年役よりも

断然ヤンキー役のがかっこよかった!

私はアカギとテルとオノ君が気に入りました。


やっぱ映画は映画館で見ないとねッ!


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夕焼け

Category : 日々思うこと
今日はとても天気が良いので

とてもきれいな夕焼けが見れるだろうなぁ・・・なんて

タバコを吸いながら会社の窓から空を眺めて思った。

ゴールデンウィーク明けに

またふらっと中国地方のほうに一人旅に行こうと思うけど

天気が良いといいなぁ・・・

松江宍道湖の夕焼けは世界一だと

どっかのサイトで見たハズだから

気分転換になるだろうなぁ・・・


狂気

Category : Movie
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ジョニーデップはシザーハンズを見てから大好きで

その時は役柄か個性的な俳優だなぁ・・・なんて思ってたけれど

パイレーツのジャック・スパロウを見てホレました。

それに加えて私はティム・バートンもかなり好き。

去年公開してその時ちょうど旅に出ていたので

見るチャンスを逃していてようやく見ました。

私は映画の内容なんて全然知らずに見たのですが

とにかくグロくて直視できないシーンが多い。

ジョニーデップの演技のうまさに脱帽。

陰と陽のコントラストが絶妙。

ただラストはびっくりした。

あんなにも「会いたい」と願い、

その奥さんとも娘とも再会しているにもかかわらず、

全くそれに気付かず罪を犯し続ける主人公。

彼は血に飢えた狂気に支配されてしまっていた。

私だって愛があれば何でも許されるとは思わない。

ただ最後の彼自身から流れる血が

涙のように見えたのは私だけなのかな・・・・


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ガタ

Category : 日常つれづれ…
朝ベッドでウダウダしていて

寝返りを打ったら

首の筋が「ピキーン」ってなりました。

やっと腰痛が治ったと思ったら

今度は首。

近頃ほんとにシャレにならない。

確実に年はとっている・・・・・

再会

Category : 日常つれづれ…
東南アジア周遊の旅から

友達が帰ってきました。

2か月ほど行っていたから

こんがり焼けて彼女だけ常夏気分。

タイから帰ってきたクセに

「タイ料理屋」に行こうなんて言うから

二人でシン・ハーをガン飲み。

ふと彼女の腕を見ると

見覚えのあるリング。

私が1年半ほど前にカンボジアに行ったとき

物売りの女の子から貰ったリングと

まったく同じものをしてました。

なんかほのぼのしてしまう。

1年たってもまだカンボジアはきっと変わってないんだなぁ・・・

読書

Category : Book
悼む人悼む人
(2008/11/27)
天童 荒太

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「永遠の仔」には感動したくクセに

私は作者の名前をまったく覚えていなかった。

会社の人から借りて暇つぶしがてら読んでみたけれど

「暇つぶし」とかで読める本ではなかった。

出てくる登場人物はみんな一癖、二癖あって

現実味がまったくなくてあまり世界に入り込めなかったけれど

ある意味、世の中をとても純化してる作品だと思った。

作者が7年も費やして完成させたというのも頷ける。

個人的には主人公のお母さんがとても素晴らしく

何度もホロリときました。


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終わりの予感

Category : midnight express


「いくつもの偶然が私をここに連れてきた。

その偶然を神などと置き換える必要はない。

それは、風であり、水であり、光であり、そうバスなのだ。

私は乗合いバスに揺られてここまで来た。

乗合いバスがここまで連れてきてくれたのだった・・・。」



自分の意志で選んで進んできた。

流されるように来たように見えるけれど

間違いなく自分の足で来た。

その満足感は

きっと計り知れない。


「旅がもし本当に人生に似ているものなら、

旅には旅の生涯というものがあるのかもしれない。

人の一生に幼年期があり、少年期があり、

青年期があり、壮年期があり、老年期があるように、

長い旅にもそれに似た移り変わりがあるのかもしれない。

私の旅はたぶん青年期を終えつつあるのだ。

何を経験しても新鮮で、

どんな些細なことでも心を震わせていた時期は

すでに終わっていたのだ。 (中略)

私の旅がいま壮年期に入っているのか、

すでに老年期に入っているのかはわからない。

しかし、いずれにしても、やがてこの旅にも終わりがくる。

その終わりがどのようなものになるのか。

果たして、ロンドンで《ワレ到着セリ》と電報を打てば

終わるものなのだろうか。

あるいは、期日もルートも決まっていないこのような旅においては、

どのように旅を終わらせるか、

その汐どきを自分で見つけなくてはならないのだろうか……。
 
この時、私は初めて、

旅の終わりをどのようにするかを考えるようになったといえるのかもしれなかった。」



「お金がなくなったから帰る。」じゃなくて

私も自分の意志で帰るタイミングをみつけたい。

ただ満足して帰りたいなんて思ったりするのかは疑問。


「飛光よ飛光よ汝に一杯の酒をすすめん。」

深夜特急の名言!!

いつかは口に出してみたい。



「旅先では、いつも負けまい、甘くみられまい、と肩ひじ張っていた。

値切ることに妙な自己満足を覚えていたけど、

それでよかったんだろうかといまは思う。

騙されることは、そんなにいけないことだろうかって。

騙されてスッテンテンになったら、

今度はこちらが騙せばいい。

生きるか死ぬかの一歩手前まで、

騙されていいんですよね。

騙されまいとして頑張るなんて、

もしかしたらつまらないことなのかもしれないと思う。」



ある程度のゆとりを持って旅をしたい。

そしてなるべくなら

どんなことでも楽しみたい。

痛くない程度のだましなら

乗っかってやったっていいと思う。

旅の最中

Category : midnight express
「日本にいるときの私は、

浪費家というのではなかったが、

決して吝嗇家ではなかった。

ポケットにあるだけの金はいつも気持よく使い切っていた。

ところが、この旅に出てからというもの、

倹約が第二の習性になってしまったかのように、

あらゆることにつましくなってしまった。

しかも、その傾向は日が経つにつれてますますひどくなっていく。

金がなくなり、これ以上旅を続けられないということになったら、

そこで切り上げればいい。

そう思ってはいるのだが、旅を終えなければならなくなることへの恐怖が、

金を使うことに関して私を必要以上に臆病にさせていた。」



お金の価値をその国に合わせられるようになってしまうと

(それも旅の技術の一つではあるけれど)

日本に帰ってきたときのショックはかなりでかい。。。

それから旅に必要なものは

やっぱりお金なのだ。

働きもせず、ただ進むだけの旅は

確実にお金だけが失われてく。

お金がなくなったら帰らなくちゃいけない。

満足してなくても生きてくためにはそうするしかない。

それはきっととても怖いことなんじゃないかなぁ・・・


「あるいは、彼らも人生における執行猶予の時間が欲しくて

旅に出たのかもしれない。

だが、旅に出たからといって

何かが見つかると決まったものでもない。

まして、帰ってからのことなど予測できるはずもない。

わからない、それ以外に答えられるはずがなかったのだ。

そして、その状況は私にしても大して変わらないものだった。

わからない。

すべてがわからない。

しかし人には、わからないからこそ出ていくという場合もあるはずなのだ。

少なくとも、私が日本を出てきたことのなかには、

何かが決まり、決められてしまうことへの恐怖ばかりでなく、

不分明な自分の未来に躙り寄っていこうという勇気も、

ほんの僅かながらあったのではないかという気がするのだ……。」



これは私の永遠の課題な気がする。

私には将来の夢だとかそんなものはもうなくて

ほんとに世界放浪のためだけに

働いているようなもの。

それはきっと実現するだろうけど

そのあとのことなんて一切考えてない。

もちろん、不安はある。

だけどそれ以上にこのままでは満足できない気持ちのほうが

圧倒的に強い。

世界を歩くことの楽しさを知ってしまったら

毎日の生活に満足でなんかいられない。



「僕が西へ向かう途中に出会った若者たちにとって、

シルクロードはただ西から東へ、

あるいは東から西へ行くための単なる道にすぎませんでした。

時には、彼らが、いつ崩れるか分からない危うさの中に身を置きながら、

求道のための巡礼を続けている

修行僧のように見えることもありました。

彼らは、もしかしたら僕をも含めた彼らは、

頽廃の中にストイシズムを秘めた、

シルクロードの不思議な往来者だったのかも知れません。

しかし、彼らこそ、シルクロードを文字通りの「道」として、

最も生き生きと歩んでいる者ではないかと思うのです。
 
滅びるものは滅びるにまかせておけばいい。

現代にシルクロードを甦らせ、息づかせるのは、

学者や作家などの成熟した大人ではなく、

ただ道を道として歩く、

歴史にも風土にも知識のない彼らなのかもしれません。

彼らがその道の途中で見たいものがあるとすれば、

仏塔でもモスクでもなく、

恐らくそれは自分自身であるはずです。
 
それが見えないままに、

道の往来の途中でついに崩れ落ちる者も出てきます。

クスリの使いすぎで血を吐いて死んでいったカトマンズの若者と、

そうした彼らとのあいだに差異などありはしないのです。

死ななくて済んだとすれば、

それはたまたま死と縁が薄かったというにすぎません。
 
しかし、とまた一方で思います。

やはり差異はあるのだ、と。

結局、徹底的に自己に淫することができなかったからだ、と。

少なくとも僕が西へ向かう旅のあいだ中、

異様なくらい人を求めたのは、

それに執着することで、破綻しそうな自分に歯止めをかけ、

バランスをとろうとしていたからなのでしょう。

そしていま、ついにその一歩を踏みはずすことのなかった僕は、

地中海の上でこうして手紙を書いているのです。」



私はシルクロード横断って言葉を

きっと過大評価しているのかもしれない。

そうゆうフシはよくあって

インドに行く前も

私はインドのハードルをかなり高く設定していたように思う。

きっとどこの国も

その国の人々が普通に生活しているんだから

ただ異国というだけで

何ら変わりないんじゃないかって思う。

それでもただ漠然と

「シルクロード」を歩いてみたい。

この文章を読んでそう思った。


「私たちのような金を持たない旅人にとって、

親切がわずらわしくなるというのは、

かなり危険な兆候だった。

なぜなら、私たちは行く先々で

人の親切を「食って」生きているといってもよいくらいだったからだ。

「食う」という意味は二重である。

ひとつは、文字通り人から親切によって与えられる食物や情報が、

旅をしていくために、だから異国で生きていくために必須だということ。

もうひとつは、人々の親切が旅の目的そのものになっているということ。

つまり私たちのようなその日ぐらしの旅人には、

いつの間にか名所旧跡などどうでもよくなっている。

体力や気力や金力がそこまで廻らなくなっていることもあるが、

重要なことは一食にありつくこと、

一晩過ごせるところを見つけること、でしかなくなってしまうのだ。

しかし、そうではあっても、いやそうだからこそ、

人が大事だと思うようになる。

旅にとって大事なのは、名所でも旧跡でもなく、

その土地で出会う人なのだ、と。

そして、まさにその人と人との関わりの最も甘美な表出の仕方が

親切という行為のはずなのだ。

ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。

少なくとも、人の親切そのものが旅の全目的にまでなってしまう。

それが、人から示される親切を面倒に感じてしまうとすれば、

かなりの重症といえるのかもしれなかった。」



旅の醍醐味はやっぱり人との出会いだと私も思う。

旅中は少々子供に還る自分を感じて

少しの親切もとてもうれしい。

そしていささか自分も親切になっている気がする。

私はその親切を面倒だと思ったことはなかったけれど

長い旅を続けると

いくら異国の世界の出来事でも

それが日常になるんだろうから

不感症になってしまうのもわかるかもしれない。と思う。


「ヒッピーたちが放っている饐えた臭いとは、

長く旅をしていることからくる無責任さから生じます。

彼はただ通過するだけの人です。

今日この国にいても明日にはもう隣の国に入ってしまうのです。

どの国にも、人々にも、まったく責任を負わないで

日を送ることができてしまいます。

しかし、もちろんそれは旅の恥は掻き捨てといった類いの無責任さとは違います。

その無責任さの裏側には

深い虚無の穴が空いているのです。

深い虚無、それは場合によっては自分自身の命をすら

無関心にさせてしまうほどの虚無です。」



私はヒッピーのような旅人に憧れはあるけれど

きっとそんな風に旅はできないと思う。



「歩いても歩いても何も起きない。

かつては出来事が向こうからやってきたものだが、

私はは何も起きないこの街で

透明な存在になったように

ただ歩いている。」



アジアからヨーロッパに入ると

「さみしい」なんて思うことがあると聞いたことがある。

途上国は旅行者に群がるけれど

先進国ではそれがない。

ヨーロッパに興味がありながら

なかなか足が向かない理由は

こーゆうことなのかもしれない。


「私にはひとつの怖れがあった。

旅を続けていくにしたがって、

それはしだいに大きくなっていった。

その怖れとは、言葉にすれば、

自分はいま旅という長いトンネルに入ってしまっているのではないか、

そしてそのトンネルをいつまでも抜け切ることができないのではないか、

というものだった。

数カ月のつもりの旅の予定が、

半年になり、一年にもなろうとしていた。

あるいは二年になるのか、三年になるか、

この先どれほどかかるか自分自身でもわからなくなっていた。

やがて終ったとしても、旅というトンネルの向こうにあるものと、

果してうまく折り合うことができるかどうか、

自信がなかった。

旅の日々の、ペルシャの秋の空のように透明で空虚な生活に比べれば、

その向こうにあるものがはるかに真っ当なものであることはよくわかっていた。

だが、私は、もう、それらのものと折り合うことが

不可能になっているのではないだろうか。」



旅している人たちは

共通してこんな気持ちを抱えているんじゃないかなぁ・・・


「長い道程の果てに、

オアシスのように現れてくる砂漠の中の町で、

ふと出会う僕と同じような旅を続けている若者たちは、

例外なく体中に濃い疲労を滲ませていました。

長く異郷の地にあることによって、

知らないうちに体の奥深いところに

疲労が蓄積されてしまうのです。

疲労は好奇心を摩耗させ、

外界にたいして無関心にさせてしまいます。

旅の目的すら失い、ただ町から町へ移動することだけが

唯一の目的となってしまいます。

どんなに快活で陽気なバイタリティーに溢れているように見えても、

このまま安宿のベッドに横になったら、

ふたたび立つことはできないのではないかという危うさを、

どこかに抱え込んでいるようでした。

多くは、二十歳を超えていましたが、

ポール・ニザンのいう

「一歩踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまう」状態に陥っていたのです。

 西への途上で出会う誰もが危うさを秘めていました。

とりわけそれがひとり旅である場合は

その危うさが際立っていました。

一年を越える旅を続けていればなおのことでした。

しかし、と一方では思うのです。

このような危うさをはらむことのない旅とはいったい何なのか、と。

次から次へと生み出される現代日本のシルクロード旅行記なるものも、

その大半が甘美で安らかなシルクロード讃歌であるように思われます。

肉体上の苦痛、物理的な困難については語られても、

ついに「一歩踏みはずせば」すべてが崩れてしまうという、

存在そのものの危機をはらんだ経験について

語られることは決してないのです。」



リスクがあるから旅は楽しい!!

死なない程度に危険な目にあったほうが

少し成長できる気がする。

アジア

Category : midnight express
「そうだ我々の人生も賽は投げられているのだ」

ドキッとした。

平凡に毎日暮らしているけれど

毎日毎日何かしらの岐路に立っている気がする。

どんな些細なことでも

そのとき自分が選んだことで

その先の未来はガラリと変わるのかもしれない。

あまり気負うことはないのかもしれないけれど

一日一日を大切にしようと思う言葉だった。

*趣旨とは少しズレてるかもしれないけれど。。。


「私は歩き、眺め、話し、笑い、食べ、呑んだ。

どこへ行っても、誰かがいて、何かがあった。 」



旅中なんて確かに上記のことしかしない。

それでも確かに何かがあった。

そして誰かがいて一度もさみしいなんて思わなかった。

ただ歩いていることがこんなに楽しいなんて思ったことがなかった。


「それにしても、旅人の相手をしてくれるのは

老人と子供だけだな、と

ベンチに座ったまま私は思った。

観光客を相手の商売をしている人たちを除けば

いつでも、どこでも

私たち旅人の相手をしてくれるのは

老人と子供なのだ。

しかし、それを悲しがってはならないことはよくわかっている。

なぜなら、まっとうな仕事をしている大人たちに、

昼の日中から旅人を構っている暇など

あるはずがなかった。」



たしかにその通りだなぁって思った。

例えば自分だって会社に行く途中に外国人がウロウロしてたって

自分から話しかけたりはしないと思う。

どこの国の人もそれは同じで

私が異国を旅してるときも

話しかけてくる人たちはやはり真っ当な職についてるわけではないと思う。

だからこそ旅はおもしろいのかもしれない。


「私は旅に出て以来、

ことあるごとに「金がない」と言いつづけてきたような気がする。

だが、私には少なくとも千数百ドルの現金があった。

これから先の長い旅を思えば大した金ではないが、

この国の普通の人々にとっては

大金というに値する額であるかもしれない。

私は決して「金がない」などと

大見得を切れる筋合いの者ではなかったのだ。」



値切り交渉のとき


私はどうしても「お金がない」とは言えなかった。

だっていくら使い古しのTシャツにタイパンツを履いていても

そのTシャツの下には

彼らの月給よりも高い現金を持っているから。


「便所で手が使えるようになった時、

またひとつ自分が自由になれたような気がした。

ガヤの駅前では野宿ができた。

ブッダガヤの村の食堂ではスプーンやホークを使わず

三本の指で食べられるようになった。

そしてこのバグァでは

便所で紙を使わなくてもすむようになった。

次第に物から解き放たれていく。

それが快かった。」



旅に出る前はあれもこれも必要なものがありすぎて

大幅に荷物を削るハメになった。

それでも旅が始まると

本当に必要なものがわかってくる。

それは日本人としての大事な何かを

なくしているのかも。。。と言う不安と隣り合わせであったけど。


「香港の街の匂いが私の皮膚に沁みつき、

街の空気に私の体熱が溶けていく。

街頭で華字新聞を買い、

小脇に抱えて歩いていると、

香港のオジサンやオバサンに呼び止められて、

道を訊かれるようになった。

黙っているかぎり、誰も私のことを異国人とは見なさなくなる。

異国にありながら、異国の人から特別の関心を示されない。

こちらは好奇の眼で眺めているが、

向こうからは少しも見られない。

それは、自分が一種の透明人間になっていくような快感があった。」



インドで私はそこらへんのインド人よりも

よっぽど皮膚の色が黒かった。

荷物をまさぐられてからは

「荷物を持ってるからスリに狙われるんだ」と気づき、

ポケットに少しの現金とデジカメ、地図を折りたたんで手ぶらで歩いた。

悪名高いデリーでは気を張って歩いていたけど

特に何も起こらなかった。

私はそれが拍子抜けしてしまい、

一人でおもしろがってしまった。

旅の始まり

Category : midnight express
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(1994/03)
沢木 耕太郎

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とてつもなくひまだったので

改めて読み返してみました。


「人のためにもならず、

学問の進歩に役立つわけでもなく、

真実をきわめることもなく、

記録を作るためのものでもなく、

血湧き肉躍る冒険大活劇でもなく、

まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、

しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、

やりたかったのだ」



この言葉に惹かれない旅人なんていないんじゃないかって思う。

私も特に何の意識もなく

ただひたすら放浪したいと願う毎日。

「なんで旅に出るの?」とよく聞かれるけれど

意味なんてまったくない。

ただの自己満足と言われればほんとそれまで。


「さて、これからどうしよう・・・・・

そう思った瞬間、ふっと体が軽くなったような気がした。

今日一日、予定は一切なかった。

せねばならぬ仕事もなければ、

人に会う約束もない。

すべてが自由だった。

そのことは妙に手応えのない頼りなさを感じさせなくもなかったが

それ以上に、自分が縛られている何かから

解き放たれていくという快感のほうが強かった。

今日だけでなく、これから毎日、

朝起きれば、さてこれからどうしよう、

と考えて決めることができるのだ。

それだけでも旅に出てきた甲斐があるように思えた。」



日々、仕事やら何やらで追われている身にとっては

こんな毎日がとても贅沢に感じる。

朝起きて仕事に行って終わって帰ってきて寝る。

そんな単調な毎日の繰り返し。

それが生きていくのに必要なのはわかってるけれど

明日の予定が見えないということは

それだけでなんだかワクワクしてくるものだと思う。


気分

Category : 日々思うこと
私の好きなタイプは

「背の高い馬ヅラの年下の男子」だったはずなのに

今までそんな人と付き合ったことがない

好きなタイプと好きになる人ってほんと違う。

所詮近くにいて自分のことを気にかけてくれる人を好きになるのね‥・

もう片思いでは満たされないし。

だけど不思議なのは片思いのほうが断然楽しい。

だって1人芝居だもん。

そこから何か発展したいと望めば

それなりの努力が必要。

なんとかして相手の生活に入りこんで

同じ出来事を共感する。

そんなパワーがなかなか出ない。

ほんとに好きな人が出来たら

出るのかしら?

腰痛悪化

Category : 日常つれづれ…
昨日バイトの打ち上げで

飲みに飲んで酔っ払い

なんとか家に帰るなり

ベッドに倒れこんで即熟睡

朝起きると

しばらくぶりの腰の激痛

ここ1週間様子を見て

徐々に良くなったと思っていたのに‥

油断は大敵だ。

また今週は痛みに耐えながら仕事。

ため息も出てしまう

ループ

Category : 日々思うこと
時々来るネガティブな波に飲まれそうです。

特に何があったわけではないんだけれども・・・

ちょっと最近までは一人の自由がとても楽しかったハズなのに・・・

なんだかどうしようもなく

すべて投げ出したい衝動に駆られています。

楽しむことは義務じゃない。

でも無理にでも笑ってないと

きっとどこまでも凹んでしまう。

もうさすがにわかってる。

ヘコんだり、悩んだり、つまらない日々があるからこそ

楽しかったり、幸せだったりすることがあるんだってこと。

わかってはいるんだけど

このネガティブなループにハマってしまうと

なかなか・・・・抜け出せなくなる・・・

はぁ・・・




大事なもの

Category : Movie
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ガエル・ガルシア・ベルナルロドリゴ・デ・ラ・セルナ

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去年行った沢木耕太郎氏の講演会でこの映画の存在を初めて知ってようやく見ました。

23歳という若さで友人と二人、最低限の荷物と体ひとつで

中古のバイクにまたがり南米を縦断する。

きっかけはただの好奇心のようなものだったに違いない。

南米と言えば「マチュピチュ」、「アマゾン川」、「ナスカの地上絵」

私にはやはり世界遺産的なものしか思いつかない。

それでも彼らの宿も金もない壮大な旅路で

一番印象に残り心を震わせたのは

常に、貧しさの中で必死に生きる人々だったんだと思った。

旅に出る前は当然のように医者になることを余儀なくされていたエネルスト。

この旅路の中で数々の自問自答をしただろう。

そんなモラトリアムの中にいる彼を感じてしまったら

もうこの映画から目が離せなかった。

個人的好きなシーンは真夜中のアマゾン川の向こう岸まで泳いでくシーン。

隔離された重症患者の施設までよく知らない誰かのために

自分も喘息持ちで何度も辛い目にあったにもかかわらず泳ぐ。

友人は「明日行けばいい」と言う。

でも彼は「誕生日は今日だけだ」と言う。

彼はもっとも大事なことがなにかわかっている。

そうじゃなきゃ革命なんて大それたことができるわけがない。

って思いました


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旧友

Category : 日々思うこと
千鳥ヶ淵に行ってきました。

ライトアップは終わってしまっていたけれど

桜は未だ満開で

お花見客もたくさんいた。

かれこれ小学校からの友達と二人で

くだらないことをしゃべりながら歩く。

不思議なものだと思う。

中学校のころなんて

こんな風に東京の桜を見ながら

ビール片手に昔を懐かしみながら

語り合うなんて考えられなかった。

年だけ重ねて飲むものがビールになっただけで

うちらの仲なんてほんと何にも変わってない。

彼女は未だに「大人になりたくない」とか

フザけたことを言うキャラだけど

私も同じくらいモラトリアム真っ最中だから

人のことはまったく言えない。

とりあえず楽しくいたい

なんだか無性にそう思った。


腰痛

Category : 日常つれづれ…
ぎっくり腰になりました。

昨日の昼間、パーカーを着ようと思って

身をかがめて手を伸ばしたところ

「ピキーン」ってなりました。

この間アメトークで「腰痛い芸人」をやってて

腰痛持ちの芸人たちは

「重いものとか持ってるときは平気、

逆に軽いものとかになると油断する。」

というようなことを言っていたけれど

まさにその通りだった。

痛みに耐え切れず

近所のドラッグストアに湿布とバファリンを買いに行くけれど

湿布なんて普段買わないから場所が全然わかんないし

そしてポイント3倍デーだかなんだかわからないけど

レジ前には長蛇の行列。

やっと湿布をみつけたかと思ったら

置いてあるのは一番下の段。

腰痛の人は腰をかがめるのが命掛けなのだよ・・・

ドラッグストアなんだから

その辺は考慮してくれよーーーー

って思いました。

昨日やっとの思いでバイトに行き

帰って来てから湿布を体中に貼って寝たところ

今日はまだマシになっててほっとした。

それでも仕事中、ずっと座っているもんだから

終わり間際になってくると

腰が熱を持ってきて

なんだか体中が痛くなってくる。

昔は自分が腰痛持ちになるなんて予想もしていなかったのに・・・

Category : 日々思うこと
バイト先の人と飲みに行った帰り道、

家まで歩いていたところ

小さな公園があって

桜が咲いていました

街灯に照らされて

夜桜ってなんだかとてもエロい・・・。

そして小説の影響か少し怖い。

昼と夜で顔を変える花。

そこが桜の一番の魅力なのかもしれない

モラトリアム

Category : Book
ソラニン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)ソラニン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)
(2006/05/02)
浅野 いにお

商品詳細を見る



年甲斐もなくモラトリアム真っ只中の私的にはとても痛い作品。

やりたいことも特になく、生活のために働いている社会人も

夢があってそのためにがんばって生きている人も

どちらもきっとどこかで押し潰されそうな不安を抱えているんだと思う。

きっと生きていく限り「これでよかったのか?」という自問自答は続く。

その答えは端からみれば結果論であるだろうけど

自分自身にとっては満足度がすべて。

ただ大事な人がいるから判断が鈍る。



モラトリアムはゆっくりとまだまだ続くはずだった。

だけど断ち切らなくてはいけない出来事が起こる。

一瞬時が止まり、何もせずに思い出にすがる毎日。

それでも生きている、生きていかなくちゃいけないのだ。

救いなんてあるはずもなく、ただ生きていく。

どんなにぬるま湯だろうが平凡だろうが

不満だろうが幸せだろうがすべて受け止めて生きていくしかないんだ。


とにかくリアル、

そして読後はなんとも言えない焦燥感・・・

とても痛くて切なくて心に沈潜する作品。


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お金☆

Category : 日常つれづれ…
新しいバイトの説明を聞きに行きました。

あまり仕事内容に変わりがないように思ったけれど

かなり割りがいい

ヘタに居酒屋とかでバイトするよりもよほど稼げると思った。

私は忙しいとか疲れてるとかよりも

お金が貯まってないときのほうがよっぽどストレスがたまる。

世の中ってほんとお金がないとできないことが多くて参る。

一攫千金狙いたいけれど

ギャンブルには到底向いていない性格だし。

特別にできる何かがあるわけでもない。

地道に稼ぐしかないのだ  

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SAYA

Author:SAYA
2011年、初夏
構想3年、世界一周へ旅立ちます


映画が好き
本が好き
夕焼けが好き
路地裏が好き
そして何より旅が好きな
スナフキンに憧れている女子のブログ。

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