日々旅中

 ya6.gif  世界一周へ向けてホームページを作成しました。
 2011年7月出発予定
 西へ進みながら更新をしていく予定です。


 まだまだ完成とは言えないHPです。
 だって完成するのは旅が終わってからなんだもの!!
 出発まではこのブログをご覧ください!



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ジョードプル

Category : 2008 India
アーグラーでもてはやされたせいか

ずっとお腹の調子が悪かった。

うとうとしながら目をつぶって寝台に横になっていると

一人のインド人に声をかけられる。

今まであまり見なかった服装。

いかにもムスリムな感じの薄汚れた感がいなめない白い服。

白髪交じりのヒゲをごっそりと蓄えたおじさんは

「ジャイプルに着いたぞ」と言う。

確かにジャイプルと言えばピンクシティで有名な大都会。

彼は私が旅行者だから当然のように行くと思ったのだろう。

「私はジョードプルに行くの」と言うと

「それは失礼しました」というような顔をして

「GOOD LUCK」と言って列車を降りていく。

下心のない優しさに

私のお腹の痛みも少しはやわらいだような気がした。


ジョードプルに着いたのは時刻表の時間よりも2時間遅れ。

アーグラーで4時間遅れたことを考えれば早いくらいだった。

列車を降りて改札のようなところを通るとき

列車に乗ってた人たちが一斉に狭い通路を通るから

そこは大混雑になる。

そんなとき鞄をまさぐられている気配を感じ

とっさに鞄を前にやると

やはりファスナーが開けられていた。

中身は無事で安心するけれど

その時後ろにいたインド人は

子供を連れてきれいなサリーを来たおかあさんだった。

「油断は禁物」と自分に言い聞かせた。


駅を出てまっさきに私をつかまえに来たリキシャマンは

「10ルピーで宿に連れて行ってやる」と言う。

私は調子が悪いこともあってそれにのる。

つれていかれた宿は部屋は悪くないんだけど

人の気配が全くない。

リキシャマンには悪いけど

人気のない場所ほど危険なところはないと思っているので

すぐにその宿を出る。

私がラジャスタンに来たのは

ラクダで砂漠を歩くキャメルサファリが目的だったので

それならば日本人から情報が欲しかった。

ガイドに乗っている日本人宿を目指し、歩いていると

一人のおっちゃんが「何探してるの?」と聞いてくる。

私がその日本人宿の名前を言うと

「うちの宿は1泊100ルピーで泊めてやる」と言う。

シングル100ルピーは安いなぁ・・・って持って

部屋を見せてもらう。

今まで宿泊した宿よりも

広くてベッドはダブルベッド、サイドテーブルまであって

壁の絵柄はとてもかわいい。

2階のレストランには何人かの西洋人が談笑してる。

そしてジョードプルのシンボル、フォートも見える。


宿の屋上からの城2


宿のおっちゃんもいい人そうだったので

ここに宿泊を決めた。


荷物を投げ出し、ベッドに横になる。

とたんに腹痛が襲ってきて

トイレに駆け込む。

インド3週間目にして下痢になった。

日本から持ってきた整腸剤を飲み

再び横になるけれど

3時間くらいは鈍いお腹の痛みに耐えられず

トイレと部屋の往復だった。

何かにあたったのではなくて

絶対に食べすぎのせいだ。

ラビの家に行く前は

1日2食の生活でそのうちちゃんとしたご飯を食べるのは

2日に1回くらいで

あとは適当にパンやらサモサやらよくわからない揚げ物ばかりだった。

急に食べ過ぎたので

内臓が驚いてしまったんだろう。


しばらくおとなしくしていると

ようやく痛みがおさまってきて

部屋を出ると

一人の日本人女子が食事をしてた。

インド人とヒンディーで会話をしている彼女は

大学でヒンディーを専攻していて

インドに来るのも4回目だと言う。

彼女の泊まっている宿は

私が最初に目指していた宿で

確かに日本人はたくさんいるけれど

安い部屋は埋まっていて

けっこう高くついたとボヤく。

彼女の宿のオーナーは日本人が大好きらしく

ジョードプルでは知らない人がいないくらいの有名人らしい。

ネット屋に行こうと思い、2人で宿を出るけれど

軽く小雨が降っていてどこの店も閉まっている。

雨に濡れたインドの道は

とても滑って何回も転びそうになった。


彼女の宿でビールを飲もうと誘われて

さっきまでお腹が痛かったのも忘れてついていく。

その宿はジョードプルの城のふもとあたりにあって

レストランにはたくさんの日本人がいた。

ビールを1本頼み、彼女と再び談笑する。

彼女は今日の夜、バスでプシュカルに向かうので

あまり飲めずに残念だった。

久しぶりに飲んだビールは

今まで飲んだビールよりも断然うまくて

暑い国ではやっぱりビールを飲まなくちゃと思った。

「ここいいですか?」と一人の日本人女子が来て

彼女も交えて話す。

彼女は今日ジョードプルに着いたばかりだけれど

もう夜にはジャイサルメールに行くのだと言う。

彼女もなかなか急ぎ足の旅であまり時間がないらしい。

「この町は1日で十分」と言っている。

私も正直そう思わなくもない。

けっこう到着した時点で自分がその町を気にいったかどうかはわかる。

私もおそらく2、3日くらいしかいないだろう。

今の時点ではフォートにも行こうかどうか悩んでいる。


暗くなり始めたので宿へ戻り、

宿のおっちゃんと話す。

かわい気のあるおっちゃんで

終始ニコニコしている。

となりではスペイン人のカップルが人目もはばからず

男子が女子を腕枕して見つめあって髪をなでている。

さすが西洋人と思いながら

一人旅もいいけれど

いつかは自分も大好きな人と

こんなふうに旅をできたらいいな・・・と思う。

外でイチャつきはしないけれど・・・



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SAYA

Author:SAYA
2011年、初夏
構想3年、世界一周へ旅立ちます


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そして何より旅が好きな
スナフキンに憧れている女子のブログ。

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